独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

追々記:寄付金・支援金・義捐金を支払う際の注意

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

日本各地の個人や組織、企業だけでなく、世界から寄付金、支援金、義捐金が届いております。

こうした報道に接するにつれ、捨てたものではない、と思うことしきりでございます。

ただ、危惧するのは、お金が絡んでくると、どうしても詐欺の手合いが出て来ることでございます。

まず、指摘しておきたいのは、寄付する際の振込先がどうなっているかをチェックでございます。

チェックの際は、投資詐欺を見分ける方法が参考になります。

投資詐欺かどうかを調べる際は、振込み先の口座をよくよく見ること、そして、一度はグーグルで検索してみることでございます。

少なくとも、社名と代表者・役員全員の名前は検索しておきましょう。

調べてみると、なぜか、投資を募る人・組織・会社と支払い先の口座名が異なっていることがございます。

ときおり、なぜか投資勧誘人の名義になっていることもあり、ときには、全く見知らぬ個人名義のときもあり、こういうときは疑いの上に疑ってようございます。

どんなことを言われようが、どんな理屈を述べられようが、まあ、詐欺と考えてよいでしょう。

「一度、わたくしめの口座にまとまった額を集めまして、そして、大口でXX証券を買うという次第でして、当該口座は、スケールメリットを十分に活用するための方便でございます。」とか、「○○債券を買うには、一定の資格審査がございまして、個人レベルでは買えない厳しい審査となっております。そのための、いわば窓口の会社が当該口座になっております」などと、ま、立板に水でいわれることでしょう。

また、振込先の口座名が、大手企業の名前とよく似ていることもあり、注意が必要です。

たとえば、以下は全く架空の社名ですが、大手證券の関係会社をかたるような「野村アブストラクト投資」とか「大和総合投資運用組合2」とか、「UF運用事業体J」などなっていたら、怪しんでよいでしょう。

また、以下もわたしが適当に考えたのですが、「マイニチアサヒ・善意協会」や「YOMI支援協会URI」、「NPO法人慈善SAN-K」、「おはようフジさん募金」、「NH-K」、「エーヌエッチ・ケイドットコム」などと、マスコミ各社をかたる輩が出てもおかしくありません。

寄付したい、被災地に役立って欲しいという気持ちはとてもわかりますが、前のめりの善意は、悪意の人々を潤すことになりかねません。

せっかくの善意が仇にならないために、また、騙されたと思って悔しい思いをしたくないのであれば、赤十字を代表とする準公的機関、または、被災地のHPを見て、その町なり市の口座に直接振り込むか、銀行・郵便局の寄付金箱に入れるべきかと存じます。

追記:2011/03/14

赤十字が東日本大地震の寄付を受付始めました。

http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

宜しくご確認のうえ、できる範囲での支援をしていきましょう。

現在のわたくしたちにできることは、お金でございます。予算が無くて物資が買えない自治体を根絶致しましょう。

追記1:2011/03/17

支援金・義捐金詐欺のまとめ。

・偽名・偽称どころではなく、実在の会社・機関・団体の名称を使っている。即振り込まない。必ずその会社なり機関に電話して、口座名義が確かかどうか調べる。

ファックスや電話で詐欺を働いてる。

市役所職員を騙って、『訪問詐欺』をしている。この忙しい時期に、一軒一軒、支援金を求めて回る公務員などいない。というか、もとよりいない。

市役所職員を騙って、『電話詐欺』を行なっている。公的な身分・職名・官名を口に出したら、まず「妖しい」とする。

「赤十字から来た」、「警察の者ですが」、「市役所の災害対策課○○ですが」、「日本ユニセフの・・・」といった文言に注意

わたしもころっと騙されそうです。

確実なのは、支援金・義捐金は、公的機関・赤十字・市役所・町役場・銀行・郵便局で行なう。

また、通常の「オレオレ詐欺」「振り込み詐欺」もあるので、妖しい電話によくよく注意する。

この東北地方太平洋沖地震の大震災を悪用して、たとえば、「会社で大掛かりの寄付をするから、ここに振り込んでくれ」とか「皆で被災地の県それぞれに10万円ずつ出し合うから、まとめて会社の基金用口座に振り込んでくれ」みたいな感じで、詐欺が行なわれることも、十分に考えられる。

皆さんに、特にご年配に知り合いの居られる方は、よろしくお声を掛け合って、少しでも被災地にお金が届くよう、ご配慮くださればと存じます。

とにかく、不審な電話、ファックス、訪問があったときは、即、警察に連絡をば。

http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/1_hurikome.htm

追記2:2011/03/19

寄付金、支援金をふんだくろうと、恐喝紛いの事件が発生しております。

報道を見まするに、即断の逮捕ですので、警察の方でもかなり迅速に動くようでございます。

もし、こうした寄付金・支援金詐欺に遭遇した際は、即断に警察に通報しましょう。

警察の動きから見て、即逮捕してもらうことが以降の被害を広げない最大のキモでございます。

犯人は、名簿を見て電話をしてるだけです。

詐欺師は、まず、暴力沙汰を起こしません。なぜなら刑期が伸びるからでございます。

口でおどすのみ、でございます。

詐欺師は知能犯ですので、自分の刑と利益とを秤にかけて行動します。銭にならないことはしませんので、勇気を持って通報くださればと存じます。

詐欺紛いに遭遇したら、即、警察に通報すること、そして、周りの人にも周知してくださればと存じます。

特に、一人で暮らしているお年寄りに知り合いがおられるのなら、一声、おかけくださいますよう、お願い申し上げます。

また、通常のオレオレ詐欺・振り込み詐欺も行なわれているようなので、重ねてご注意の程をば。

みんなとシェアする