・アルゴリズムに効く書籍
よくわかるアルゴリズムの基本と仕組み 秀和システム:杉浦 賢 (著) 1800円 テキストに掲載されている基本的なアルゴリズムの詳しい説明が載っています。テキストにはない内容なので、基本的なアルゴリズムが全くわからない人に薦めます。 また、C言語のサンプルプログラムが多数掲載さ入れています。テキストのソートのアルゴリズムを、プログラムで実感できるので大変優れた一冊だと思います。 アルゴリズムにも、プログラムの練習にもなるお買い得本です。 アルゴリズムがなんともわからんという人は、この本の解説を覗くだけで長年の頭痛が取れる気持ちよさを味わうでしょう。 オススメです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 考え方を考える―アルゴリズム千夜一夜
笑いながらアルゴリズムが学べる一冊。VBのサンプルプログラムが多いのですが、一部、打てるものがあります。 おまけが工夫されていて、楽しく遊べます。文体もおふざけ基調で、アルゴリズムにうんざりした人にオススメします。 実をいうと、アルゴリズムに開眼したのは、この本に出てきた文章で、「アルゴリズムはめんどくさがり屋の発想」というものでした。 もともと、複雑でめんどくさいものを「簡単にしたもの」がアルゴリズムであり、むずかしいわけではないのだ、との発見を得ました。 説明は丁寧です。おもしろしタイトルの「考え方を考える」にうそ偽りなく、オイラはアルゴリズムについて考え方は変わりました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・プログラムに効く書籍 プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう
難しいことは、ひとまずおいといて、「ゼロ」からプログラムを作って動かしてみよう、という趣旨の本です。 オススメです。 本書の目的は、全くゼロのド素人が名ゲームの「テトリス」を作ることなのですが、「作る」過程で「学ぶ」のが、一番、文系には効くように思います。 読んでいて、(こういう本が受験当事にあったらなー)と、つくづく思いました。 「作る」というのは、面白い作業です。本当に初心者でも作れる構成なので、プログラムを全く作ったことのない方に、物凄く推薦できます。おすすめ! −−−−−−−−−−−−−−−−−−− これならわかるJava:作りながら覚えるプログラミング
たっぷりとサンプルプログラムがあり、解説もありと初心者向けに大変適した一冊です。「とにかく、細かいところは置いておいて、打ってみよう」というのがモットーなので、ド素人でもできます。 プログラムのおもしろさを如実に味わえます。とりあえず、具体的なプログラムが打て、プログラムを理解する土壌はできるでしょう。 クラスとかは、具体的なプログラムとともに解説されているので、わかったような気になります。 3重苦はCASLUを選択するので、本書のような解説で十分です。 オススメです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− これならわかるC++:挫折しないプログラミング入門
上の「オススメ本」の著者:小林健一郎さんのもう一冊のプログラム本で、C++の入門本です。 ほんとうにド素人でもうちこんでいける内容になっています。特にC言語を知らなくてもできるので、打ち込むのがメインの練習の3重苦でも、最後まで到達できる一冊になっています。 基本的にプログラムの勉強は、上記のJAVA本とこのC++本を買ってきてメモ帳に打ち込むのが一番、ラクチンで効果があって、楽しいのではないかと思っています。 この2冊はプログラムを動かす楽しみ、作る楽しみに溢れています。 ぜひ、3重苦の人に読んで実際に打ち込んで欲しいと思います。 オススメです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 見てわかるC言語入門:独習ソフトによる画期的勉強法
3重苦人向けC言語の入門書です。C言語といいつつも、実は、じっくりとプログラムの構成をベンキョしていくのに優れたソフトだと思います。 IEなどのブラウザを利用するので、基本的にコンパイラがいりません。 本書に付属したCD-ROMをパソコンにインストするだけで、C言語の練習ができるという、ド素人に参入障壁が低い構成になっています。 先ほど述べたように、本書はC言語とのタイトルですが、基本的なことから説明してくれるので、ド素人のパソコン入門書の側面もあります。 もちろん、ソースプログラムも掲載されているのでサンプルプログラム打ち込みの練習になります。 テキストの内容が難しく感じてしまったら、こっちの易しい内容からパソコンの勉強を始めてください。 オススメです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 初めて学ぶJAVA入門早わかり
サンプルプログラムがあります。プログラムをはじめて打ち込んだときに参照した本です。とにかく掲載されていたプログラムを打ち込んだだけでしたが、コンパイルの意味はわかります。 基本的なプログラムから、Javaアプレットまであります。ド素人はプログラムを打ってみよ、との教訓を得た記念碑的一冊です。 古本屋や、アマゾンのマーケットプレイスで買えば損はしません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・おもしろいド素人向け参考書 ・痛快!コンピュータ学
面白い読み物です。読めることは読めるのですが、論理回路図とかが出てきます。最初は全くわからんチンですが、こういうものもあるんだな程度で抑えておけば良いでしょう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・コンピュータはなぜ動くのか
初心者向け風ですが、むずいです。とはいえ、ど素人のおいらでも何とか読めたパソコン本です。(読めない本のほうが多かったよ^^) 日経ソフトウエアには、この本のシリーズがあります。 ・プログラムはなぜ動くのか
/矢沢 久雄 (著) などなどは、少しド素人では難しいと思いますが、これらが読めるようになれば合格できるでしょう。 ちなみに、オイラは受験当事には読めず、合格後に読んでます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・ド素人向けパソコン読み物 ・カッコウはコンピューターに卵を産む(上、下) 草思社:クリフォード・ストール(著) クリフォード・ストール さんのパソコンの読み物です。全部、古本屋で手に入れました。ネット環境に批判的なのでおもしろいです。 これを読んで、E-LEARNINGの虚構に納得しましたねw 下手なインターネット解説本よりも楽しく読めます。あと、ネットの歴史やら、ネット社会のあやうさを知るいい入門書だと思います。 お子さんがいる人にも読んで欲しいです。古本屋で買ったので安く入手できたので、数千円程度でこの内容は教育の費用対効果的に安いです。 オススメです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・みんなのパソコン学(オーム社) 高校の情報処理科目の教科書。超基礎的です。まーこんな風に考えることもできるよなぁ〜と思いました。 高校の教科書です。ド素人のときに読んでました。 こういう本も読んでいたという備忘録です。特に読まなくてもいいでしょう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・暗号がわかる本−イオタゼミ(オーム社) 超難解。基本情報クラスのレベルではない。 理数系様にはいいのではないかと。3重苦人にはムリ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本を読もう 情報処理試験は、その統計情報を見ればわかりますが、棄権する人数が多い試験でもあります。受験時もちらほら空席がありました。 私もそうでした。 基本的にテキストは、エッセンスの塊です。 純度が高いのは、時には厳しいときもあるのです。 ウオッカは、下戸にはきついでしょ。
はっきりいうと、基本情報技術者は、市販の試験関連本だけでは、絶対に合格できなかった確信しています。 中年・文系・ド素人は、純度の高いテキストや問題集に拘束されず、甘酒レベルの本から基本情報技術者の勉強を始めてください。
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