・C言語もやってみる! 何度もいいましたが、わたくし、基本情報技術者の受験当初、まったくプログラムについて知りませんでした。 午後試験ではプログラムを選択するのですが、C言語というものがなんなのかさっぱりわからず、往生しました。 名前がわからないのです。 バスとタクシーの名称の区別ができないくらい、わかりませんでした。 ぶっちゃけいうと、C言語も打たない限り、わかりません。 そう、サンプルプログラムを打っていけば、中年・文系・ド素人でもC言語の練習はできます。 基本的に、C言語の練習は、「基本情報技術者・JAVAの練習環境を整える」でやったJAVAの練習と同じです。 ぐだぐだいわず、サンプルプログラムを打ち込んで、コンパイルする、実行する、その繰り返しです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・コンパイラをダウンロードしよう! C言語の練習には、コンパイラというC言語を動かすソフトが必要です。 JAVAでいう、SDK(Software Development Kit)にあたるものですね。 使うソフトは「 Borland C++ Compiler 」というソフトです。 いくつかコンパイラのソフトを試してみましたが、一番無難に練習環境を設けることができたので、わたしと同じようなド素人さんには「 Borland C++ Compiler 」を薦めます。 「 Borland C++ Compiler 」は、以下のサイトからダウンロードできます。 http://www.borland.co.jp/cppbuilder/freecompiler/index.html ちなみに、C言語のプログラムは、お手持ちのメモ帳で作成できますので、特に作成のためのソフトを入手する必要はありません。 ふつうにユーザー登録をして、ダウンロードを始めてください。 不安な人は「絵でわかる誰でもできるコンパイラのダウンロード仕方」を参考にしてください −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・コンパイラをインストールしよう! ダウンロードした「 Borland C++ Compiler 」をインストールします。 「freecommandlinetools2.exe」という実行ファイルをクリックしてください。 クリックすると使用許諾契約が出てくるので、「同意」をします。 「同意」をすると、インストール先フォルダについて聞かれるので、素直にCドライブを選択しましょう。 完了ボタンを押せばインストールが実行されます。 まあ、簡単でしょう。 不安な人は「絵でわかる誰でもできるコンパイラのインストール仕方」を参考にしてください −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・環境設定にて「PATH」の設定を行う。 JAVAと同じように環境変数にてPATHを設定します。 ド素人のパソコンですから、そうそう難しいパソコン環境でないのでトラブルはほとんどないと思います。 とはいえ、環境変数をいじると各所に影響があるようなので、トラブルがあったときは、「Borland C++ Compiler 5.5 - コンパイル時のトラブルに関する一般的な質問と回答」を参考にしてください。 (わたし自身、何も困ったことが起きなかったので、影響がどのようなものなのかわからんのですよね^^) ちなみに、パソコンのOSはXPです。その他のOSでの動作はワカランチンですので、御了承ください。 作業はJAVAとほとんど同じです。 環境設定を呼び出すには、「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」の窓を開きます。 「システムのプロパティ」が開いたら、「詳細設定」のタブをクリックします。 次に画面下にある「環境変数」をクリックします。 「環境変数」をクリックしたら、「PATH」を設定します。 変数のPATHをクリックし、「編集」を選択します。PATHがない人は新規に作成します。 入力するのは、、、 「C:\Borland\Bcc55\bin」です。 最初から何かのパスが設定されているようでしたら、「;」で区切って入力してください。 JAVAの練習環境の設定をした人が、続いてCの練習環境を付け加えたときのPATHは、上のようになっています。 不安な人は「絵でわかる誰でもできるJAVAの環境設定方法」を参考にしてください。JAVAでもCでも、やることは同じです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・ちょっとした作業 ダウンロードした「borland」フォルダを展開してください。 フォルダの中に「readme.txt」がありますので、クリックして展開します。このテキストには以下のような記述があると思います。 製品に関する注意事項 要するに、「Bin」フォルダの中に、「bcc32.cfg」と「ilink32.cfg」ファイルを作成してね、といっています。 以下、その作り方です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− まず、「Bin」フォルダを展開します。 展開したら、どこでもいいので、「右クリック」を押して「新規作成→テキストドキュメント」を選択します。 選択すると「新規テキストドキュメント.txt」などの名称でテキスト形式のファイルができます。 新しくできたテキストファイルを開いて、readme.txtにて述べられた呪文を記入します。 −−記入する呪文−−
readme.txt をコピペしたらスグにできますし、ミスも防げます。 打ち込めたら(コピペ)できたら、保存をします。 で、保存したテキストファイルの上で、右クリック→名前の変更で、「bcc32.cfg」と入力します。 拡張子云々といわれますが、「はい」を押します。 これで、1つ完成です。 −−−−−−−−−−−−−− 次に ilink32.cfg ファイルを作成します。 「bcc32.cfg」作成と同じように、どこぞで新規テキストファイルを作成して展開、以下の呪文を記入してから保存します。 −−記入する呪文−−
呪文を記入して保存したら、テキストファイルの名前の変更です。 「ilink32.cfg」と入力して終わりです。拡張子警告は「はい」を押しましょう。 −−−−−−−−−−−−−− 次は、練習のデータを保存するファイル入れを作ります。 作業は簡単です。 Cドライブを開いて、そこで「新規作成→フォルダ」で、新しいフォルダができたら名前を変更します。 オイラは「c」としました。 サンプルプログラムが紹介されている本によって、データの入れるファイルの名称が違ってくるので、そこんとこは適当に対応してください。 不安な人は、「絵でわかる誰でもできるC言語のコンパイラオプションのやり方」をみてくださいな。
これで、準備は全て完了しました。あとはメモ帳にサンプルプログラムを打ち込んでコンパイルして、実行するだけです。 次のページ「基本情報技術者・C言語のソース作成とコンパイラ、実行方法」にて、実際に簡単なプログラムを作成して実行してみます。
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