基本情報技術者−禁断の受験テクニック

基本情報技術者-禁断の受験テクニックでは、学習の観点からすれば、あまり薦めることを躊躇する試験技術を紹介していきます。所詮は技術ですから、深追いは禁止です。オキテメールはコチラまで。

サソ
・試験に合格だけしたいのであれば

2回の試験を通して、きづいたこと・使っていたテクニックを紹介したいと思います。ま、テクニックで運良く1問取れれば、合格する人もいます。

存分に発揮してください。

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・午前編

午前で最も有効なテクニックは、「過去問」をやることです。

これにまさる攻略法は思い浮かびません。

ときどき、1問ですが、過去に出題された問題とそっくりな問題が出ます。

こういう出題は、ボーナスです。出題数が1問減るのと同じくらいの威力があります。

過去問を3回ほどやれば、「あれ〜これ、答えは〇〇だったような?」と思うはずです。念のために、その答えから問題を逆算でき、大いに時間のセーブになります。

午前編は工夫してやっていれば、合格ラインは突破できると思います。

選択肢は4つなので、比較的ラクです。

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・午後編

まず、プログラムはCASLUを選択します。CASLUは、中年・文系・ド素人でも得点源にできる科目です。

プログラムのCASLUで点数を稼ぎ、第1問・第2問で、多少の点数のかさ上げをします。第1問・第2問は完全解答を目指し、多めに時間をとりましょう。

第1問・第2問は、素人でも時間を取れば、点数になります。

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・試験が始まったら、出題された問題文を全部見る。

とりあえず、午後試験が始まったら、解答はしないで全体を見るべく偵察を行います。

第1問目、第2問目は経験上、ド素人でも時間をとれば解答できるレベルです。過去問でも、第1問・第2問は得点できた人が多いでしょう。

ですから、偵察時は、第1問・第2問は飛ばし、第3問、第4問、第5問を集中してみるようにしてください。

偵察の目的は、どれを解き、どれを捨てるかを確認することです。

問題文を一読して簡単そうだ、解けそうだと思った問題は点数を取るべく時間を多く取ります。そのためのチェックをします。

丸でもつけてチェックしておきます。

この偵察のために、模試や過去問で、チェックの練習をしておきます。3回ほどやれば、コツはつかめます。

人間って解けない問題はよく目に付きますよw

どんな試験でもそうですが、取れるものをとらないと致命的な原因となります。取れるものは取る、の方針を徹底しましょう。

逆に言えば、解けないものは完全に無視することです。

難しいアルゴリズムやデータベースに時間が取られそうだと思ったら、放棄します。放棄します。放棄します。

この戦術は問題がサッポリわからん問題への対処法です。

サッポリ問題は1問でも取れたら吉!とします。

サッポリ問題は余った時間であればいいのです。

深追い厳禁。

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・「解けるものだけ解き、1点でも稼ぐ」のは可能性の問題

いいですか?「解けるものは必ず点数を取る」ということです。

もう少し詳しくいうと、「解答作業で解ける問題を解き、点数をゲットする」んです。厳密にいうと「点数の出来る可能性の高いものを探し出して解答して点数ゲット」です。

これは実際の試験中に気づいたのことなのですが、確率的に正解できる可能性の高い問題とそうでない問題があるのです。

たとえば、アからエの中で、ひとつ正解を選べ、でしたら、確率的には25%で正解できるでしょ。
で、問題を解いていく過程で、この選択肢はダメ・怪しいと見当を付けていく事で、正解できる可能性は相対的に高くなりますよね。

たとえば、4つの選択肢でしたら、1つでも「ぜんぜんだめ」を消す事で、確率的には33%に確立は上昇するでしょ。

正解はわからないけれども、ゼンゼンだめな選択肢は、なんとなくわかるというか、選びやすいんです。問題文や資料を読むだけで、なんとなく、選択肢を「絞れる事は絞れる」わけです。

その先、なんですよね、正解で点数になるか、間違いで不合格になるかは。

その先は、「運」で「可能性」の問題です。

・アからキの中で、(イ)(ロ)の中に当てはまる。。。


こういう問題よりも、


・アからエの中で、(イ)に当てはまるものはどれか?


という、出題の方が、解答作業の選択肢・絞込みで確率的に正解率を上昇させることができます。どんなに内容の難しい出題でもです。

正解の可能性をあげれる問題に、集中して時間を労力を投入していくわけです。正解できるか否かを「可能性の問題」にしてしまうのです。

解答のできそうもない高配点を目指すよりも確実な1点を目指す、という戦術をとります。

わからん問題は10分使おうが、1時間使おうがわからんのは一緒です。

10分使おうが1時間使おうが、わからなければ、点数が「悪い」だけです。

少しでも、正解できる可能性を上げることのできる問題だけに、時間を集中的に使っていく戦術です。

これは、難解なアルゴリズムや、ひらめきが浮かばなかったデータベースの問題にも応用できます。

わけわからなかったならば、4つの選択肢しかない形式の問題の選択肢を絞ることに尽力します。選択肢の数が多いものは、避けます。

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・基本となるアルゴリズムは覚えておく

基本的なアルゴリズムで使われている、定石のようなアルゴリズムは憶えておきましょう。

たとえば、数値の入れ替えなんかはその代表です。

2分探索法も、特徴のあるアルゴリズムがあります。そのあたりを、何度もトレースして憶えてしまいましょう。

丸暗記は、メンドクサイしすぐに忘れるので、トレースして憶えてほうがはやいです。

そのほか、処理後のカウンタの変更も素人には得点しやすいアルゴリズムだと思います。

アルゴリズムの勉強を通して、憶えられる簡単な定石は覚えておきましょう。苦し紛れに、それっぽいのを選んだら正解してた、というのもあります。

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・テクニックとは、1点を貪欲に追う事です

とにもかくにも、午後問題はチンプンカンプンな出題にあたってしまうことが、多々あります。

解けないのではなく、閃かないのですよねー。試験後に見直したら、あーそうか。。。とコウベを垂れた人も多いのではないでしょうか?

わからない難しい問題は、「試験時間中には解けない」んです。

わからないのは仕方ありません。
しかし、試験ですので割り切っていきましょう。

わけわからん問題は、上記のように対処する事で、1題1点でも余計に点数を積み上げる「可能性」が大きくなります。

あーわからんわからん、と漫然として問題に当っていくよりも、1題−4選択肢のみに焦点を絞り、なんとか選択肢を絞りこむことで、解答時間の節約・プラスアルファの点数を獲得する事が出来ます。

解けそうなものを解いた後で、難解な問題や出題に当たっていけば、ココロにも余裕ができます。

難しいものは、無理して解かない。解くのは自分ができるものを解きさえすればいいんです。

逆にいえば、難しいアルゴリズムや難解な出題にあったときは、そもそも「まともな解答自体が出来ない」のですから、確率的な有利さに絞った方法が宜しかろうと思います。


その1点で合格するかもしれないのですから、貪欲にいきましょう。

おそらく、わたくしの合格に王手をかけたのは、わからなくて鉛筆を転がして選択肢を選んだものだと思っています。

おなじ、鉛筆を転がすよりも、選択肢を絞るのと絞らないとでは、数が揃えば点数できる可能性は上ると思います。

同じ運勝負でも、勝てるように勝負しましょう。

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