・中年からの手習い! 基本情報技術者試験にとって、30歳以後の「中年という年齢層」はどういう意味があるでしょうか? このページでは、年齢から見える基本情報技術者を述べていきます。 自分がどういう状況・環境下にあって」の試験なのかを理解し、もって日々のベンキョにフィードバックするのがこのページの目的です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・資料を読もう、中年の受験生諸君! 自分がどのような立場にいるのかを知るために、試験の開催機関「情報処理推進機構:情報処理技術者試験センター」が発行している統計情報を覗いてください。 正味な話、わたしが、市販のテキストや問題集オンリーの試験対策から脱却したキッカケは、センターでダウンロードできるPDFファイルでした。 「敵を知り、己を知れば100戦危うからず」 と昔の偉い人がいったように、己を知る努力をします。 「統計資料」が一冊にまとまったPDFファイルを見てください。
などなど、ざっくばらんですがざっと目を通してみると、非常におもしろことがわかります。2005年度の統計情報を見ると。。。 基本情報技術者の応募者の平均年齢は25.2歳。合格者のそれは23.8歳になっています。若さ溢れる試験ということがわかります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・若さ溢れる試験会場、それが基本情報技術者 受験会場に足を踏み入れたとき、懐かしいにおいを感じました。 そう、それは「大学」。 学校のにおいがしたのです。それもそのはず、周りは若いアンちゃんとオネエちゃんばかりで、おっさんやおばさんの姿はチラホラ。 いくつも資格試験の会場を味わってきましたが、これほど世代間の差があった試験は基本情報技術者が初めてでした。 だいたいどの試験でも、バランス良く世代が集まっているものですが、基本情報技術者は「若さ」で固まっています。 おっさんやおばさんの姿を見るたびに、ココロ暖かくなったものです。 「同志よ!!!」と。 芳しき青春漂う、キャンパスのにほひに包まれながら、加齢臭が(ry っというわけで、基本情報技術者は未来に胸膨らます「若者向け」の試験であるといえます。試験内容にしても、若さが必要な内容になっています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・基本情報技術者は「ムズカシク」て「かんたん」??? 難しいが簡単という矛盾のある表現は、どういうことでしょうか? このことは年齢に係ってきます。 試験内容で考えてみましょう。基本情報技術者試験は「午前」と「午後」に分かれます。 「午前」は、努力でなんとでもなります。問題集・過去問を何度も丹念に押えていけば、必ず合格ライン600点を超えます。 しかし、「午後」はそうは行きません。 2回の受験経験から「午後」の実直な感想をいうと、それは。。。 「わかいときに受けておけばよかった・・・」でした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 年齢を悔やんだのは、基本情報技術者が初めてです。 問題集や過去問をやってみればわかるのですが、問題がわからないと。 それで、解答を見て、解説を読んでみると「あーーなーーんだ。。。」と拍子抜けする問題が多いのです。 問題自体は簡単なんだけど、その答えまでの道筋が「本当に浮かばない」のです。そうそうそう、と頷くだけの無力感。 閃きや気づきの領域の問題が多いのです。ウンウン唸って考えているのですが、答えまで至らない。そんな経験を多くしました。 パズルやなぞなぞのように、ピョコっと問題の本質を掴めばすらすら解ける問題なんです。だから、なぞなぞを解くようなひらめきと発想が必要になり、反面、延々と考えても答えは出ないんです。 実感として「この問題はこの辺りに要点があるだろう」というカンが、閃かない限り得点するのが難しい問題が多く出題されてると考えます。 だから、一般でいうベンキョからズレます。 文系資格でいう「努力」とは、基本書や過去問・問題集・テキストの繰り返して行うというのが、「努力」の意味です。 しかし、基本情報技術者では、このような文系の努力を費やしても、効果的に点数が取れない仕組みになっています。 閃きの問題ですもん。 アタマが固くなってしまう30歳以降の人は、無駄な努力をしなために、無理な努力をしてはいけません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・30代で基本情報技術者を合格するには 確実にいえること、それは、基本情報技術者は30歳以降でも、合格できる試験であるということです。 ただ、試験問題はひらめき型が多いので、普通の勉強ではいけません。固くなったアタマをやわらかくする工夫が要ります。 じょじょに、アタマをやわらかくしていく必要があります。使っていない脳機能を回復する、リハビリをする感じで学習に臨む必要があるのです。 リハビリであることをハッキリと知っておく必要があります。 30代の受験生のアタマは、えてして固くなっています。 カラダをやわらかくするには、毎日毎日、風呂上りに柔軟体操をするしかないように、アタマもじょじょにやわらかくしていくものです。 カラダに無理やり柔軟運動をすれば、痛さでそのムリさ加減を教えてくれますが、アタマは意外に鈍感で痛みを感じません。 ボンヤリして疲れるだけです。 しかし、必ず、その影響は現れます。ベンキョがイヤになってしまいます。 無理やりにアタマをやわらかくすることは不可能です。 毎日、頭の柔軟をしているのだと思って、ベンキョに取り組みましょう。 受験期間は1年間、見ておきましょう。この1年間とは、アタマをやわらかくするリハビリ期間だといっても過言ではありません。 アタマが固い状態なのに、ひらめきや気付きを強制されると、ベンキョをしなくなってしまいます。これが、試験放棄に直結する最大の罠と思います。 カラダは正直なので、本当にベンキョ自体を拒絶するようになります。 中年30歳以降組は、受験期間・勉強期間という言葉を使わないで、リハビリ期間という言葉を使いましょう。 リハビリ期間を「1年」とり、アタマをやわらかくすることを目標に、基本情報技術者のベンキョをやっていきましょう。 不合格が続いてしまった中年30歳以降組は、今より、もう少しだけアタマが柔らかくなれば合格できると思って、リハビリに専念しましょう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★独学合格のために★
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