・午前問題の独学で突破するには ・コンピュータ科学基礎 基数計算など、最も基本的な分野です。一番の得点源になりうる可能性がある科目でもあります。 必須科目です。 コンピュータ科学基礎だけは、過去問レベルのことができるようになっていないと絶対に合格できません。逆にいえば、多少なりとも、コンピュータ科学基礎ができる状態だと合格しやすくなります。 点数の配分費が大きいと思います。みんなできるから。 しかも、点数以上に、基数計算はプログラム・アルゴリズム等でも必要となる能力です。基本情報技術者−午前問題で紹介した福嶋さんのゼミ本を読んで、必ずできるようにして置いてください。 中年・文系・ド素人の最初の登竜門です。コンピュータ科学基礎での基数計算やシフト演算、負数や2の補数ができるようになれば、大きく合格に近づきます。 たくさん時間をとって、何度も練習問題を解いて慣れきってください。 コンピュータ科学基礎をおろそかにすると他の科目もチンプンカンプンになります。 計算能力を充実するためにがんばってください。多少、ココで時間を費やしても後で十分に挽回できます。 −−−−−−−−−−−−−− ・ハードウェア 知識問題と計算問題が出ます。 計算問題は「コンピュータ科学基礎」で、計算能力が充実してくれば、できるようになります。中年・文系はしんどいですが、慣れましょう。 主記憶のヒット率は頻出です。何度も、過去問を繰り返します。それが1番近道です。 ディスプレイやプリンター、色の三原色などの知識問題は、実際のものを見た方が理解が早いです。ヤマダ電機へ行き、実物に触れてください。 論理回路・論理演算は、パソコン書籍を利用して、テキストを超えて練習していけば速やかに理解できるかと思います。 計算問題で頭が疲れたら、記憶系の箇所をやって脳の違う部分を使うようにすればスムーズです。 記憶と思考の科目が混在しているので、頭を切り替えてテキストの読解を進めていきましょう。 −−−−−−−−−−−−−− ・ソフトウェア OSの機能をまずは抑えます。語句がたくさん出てくるので、じっくりと押えていくことで混同は最小限になります。 出題形式は、ほとんど語句の理解です。語句に意味するところに敏感になればいいだけです。 OSは自分のパソコン経験と重ね合わせながら読むと、スムーズです。ゆめ、理屈だけで進めないようにしましょう。 具体的な何かがないと、数秒で忘れる揮発性知識、それがパソコンの知識です。注意しましょう。手間でも自分で調べると記憶に残ります。 ソフトウェアでは、知識問題が多いので、文系の人はお馴染みのベンキョ方でいいと思います。テキストでピンとこないときは読書です。 データーベースやSQLは意外にラクチンです。わからんかったらほっときゃーいいです。 結局、オイラ、受験当事は「正規化」がわかりませんでした。本試験では、ラッキナンバー3をマークし、2秒で解答を済ませました。 −−−−−−−−−−−−−− ・アルゴリズム・システム開発・テスト ほとんど知識問題対応で点数ができると思います。テストも語呂で覚えれば十分、過去問に対処できます。 アルゴリズムも午後に較べたら簡単ですし、過去問演習で出題傾向もつかめるでしょう。 最初はしんどいのですがあとあとになれば、ラクチンです。 スタックやキューといったデータ構造は午後でも出されます。出題の多いアルゴリズムも多数あるので、覚える・理解するベンキョが大切です。 ド素人は、アルゴリズムの理解はしんどいと思います。できなければ、重要なワードや決まりだけを押えればいいでしょう。どのみち、午後ですることになります。 システム開発やテストは記憶問題ですね。記憶→過去問演習の繰り返しで100%点数できるようになります。 −−−−−−−−−−−−−− ・ネットワーク・信頼性 ネットワークはほとんど暗記です。基本情報技術者レベルでは、世間のネットワーク本は読めないでしょう。多少の知識さえあればいいという感じです。 「基本情報技術者向け書籍」で紹介した福嶋さんのゼミ本にはたくさん、覚えやすい語呂合わせがあるので、大変助かります。 それでも、そこそこ点数はあったので通常のテキストを読み込み、覚えるくらいで十分な単元だと思います。 ホント、語呂合わせで突破できる科目、それがネットワークです。 『IPは寝る、MACはデブ』を超える語呂合わせはこれまでに、経験したことがありません。 IP・・・ネットワーク層、ルーター。 計算問題は稼働率がその範囲です。この稼働率も最高の語呂合わせがあり、即効でマスターできます。 福嶋さんのゼミ本は、中年・文系・ド素人に薦める最高のテキストだと思います。 −−−−−−−−−−−−−− ・業務知識・法令 ぶっちゃけいうと、重要ではありません。テキストや過去問にでた基本的な用語や語句を押えておくくらいでいいでしょう。 深追いは禁止です。 この業務知識や法令は、出題形式は知識問題なのですが、出されるときはかなり捻られており、点数は難しいです。オイラは過去問でも本試験でも点数は低かったです。 特に著作権等の法令は、こちゃこちゃしていて悪問にふさわしいですねw 長い資格試験の経験からすれば、捨て問にする箇所です。実際に過去問・テキストレベルだけのことをしてほっときました。 ここに時間を投入するくらいなら、計算問題を充実するなどやることはたくさんあります。 ぶっちゃけ、テキストでは十分に対応できないので、たくさん解答できても、点数は低いと思いますよん。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・600点に滑り込む方法 以上、ギリギリ合格のための独学ベンキョ指針を紹介してきました。各、科目のくわしいことは、ギリギリ合格をした者の文章を読むよりも、もっとふさわしいものがあります。 精度の高い情報を選ぶというのも情報処理でしょう。 午前の大方針は、「過去問をできるようになる」です。 本試験4回分の過去問を3回まわし、各々の問題をじっくり検討して知識をつけていけば、中年・文系・ド素人合格ラインは超えます。 一問一問、選択肢ごとに必ず検討してください。 計算問題も過去問演習が、いい訓練になります。何度も解きなおしていけばきっとできるようになります。 過去の資格試験の経験からすると、基本情報技術者の午前:択一式は選択肢が4問なので、楽な部類に入ります。 中年・文系・ド素人は、先ず過去問をクリアすることを念頭にベンキュを進めて下さい。過去問さえできれば、本試験でもいい結果になるでしょう。 知識問題、計算問題、思考問題、全ての出題形式に対応できるのは、過去問です。何度もいいますが、午前は過去問です。
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