本問は『総合償却法(加重平均法)』の処理です。総合償却法の加重平均法での計算です。過去に出題実績のある償却方法なので、過去問演習をシッカリした人なら、大丈夫です。できなかった人は、過去問演習に励んでください。
◇問題◇
(クリックして拡大。)
結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、スマホを持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、スマホを操作したり、配偶者にロープを投げるときの方です。
問題文には、「償却単位に定額法を適用」とあります。
定額法なので残存価額を引いたものが、償却対象となります。
機械装置A:2,500,000-250,000で「2250000」。
機械装置B:5,200,000-250,000で「4950000」。
機械装置C:600,000-90,000で「510000」。
機械装置D:300,000-30,000で「270000」。
上記計算結果を足します。
「2250000+4950000+510000+270000」の「7980000」が「要償却額」となります。
なお、電卓を打つ際は、個々の引き算をした後で、「GT」を押すと、するっと合計額が出ます。
参考:感動!GTキー
機械装置のそれぞれを、耐用年数で割り算していきます。
機械装置A:2250000÷5で「450000」。
機械装置B:4950000÷9で「550000」。
機械装置C:510000÷3で「170000」。
機械装置D:270000÷3で「90000」。
上記計算結果を足します。
「450000+550000+170000+90000」の「1260000」が「年償却額」となります。
平均耐用年数を計算します。
先に計算したものどもを割り算します。
「7980000÷1260000」で「6.33333333333…」と相なります。
問題文には、「小数点以下は切り捨てるものとする。」とあります。
よって、「6」年と、相なります。
答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
★みんなとシェアする