第33回試験の第5問『精算表』の設問1を解説するページです。当該設問は、「現金過不足」を処理する問題です。仕訳は、基礎・基本的なものなので、難しいところはありません。
◇問題◇
◇問題全文◇
◇解答用紙◇
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結論から言うと、当該設問の「仕訳はこちら」です。
問題文には、「期末における現金の帳簿残高は¥19,800 であるが、実際の手許有高は¥18,400 であった。」とあります。
よって、「19800-18400」の「1400」が不明分となります。
次に、問題文には、「本社において事務用文房具¥800 を現金購入していたが未処理であることが判明した。」とあります。
判明した分の「\800」は、単に未処理で、仕訳をしていないだけです。
ふつうに、仕訳を切るだけです。
勘定科目ですが、「解答用紙」を見ると、「事務用消耗品費」があるので、これを使うことになります。
仕訳は、「費用の認識」と「資産の減少」なので…、
借方:事務用消耗品費 800
貸方:現金 800
…となります。
後は、落ち着いて、指差し確認をしながら、「整理記入」に、転記してください。
問題文には、「それ以外の原因は不明である」とあります。
不明分ですが、「1400-800」で「600」となります。
勘定科目ですが、「解答用紙」を見ると、「雑損失」があるので、これを使うことになります。
仕訳は、「費用の認識」と「資産の減少」なので…、
借方:雑損失 600
貸方:現金 600
…となります。
後は、落ち着いて、指差し確認をしながら、「整理記入」に、転記してください。
当該設問の仕訳は、「こちら」です。
あと、念のために、問題全体の答えですが…、
…こうなっています。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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