本問は、「社債発行」の問題です。第29回試験の第1問‐仕訳問題の5問目。繰延資産の処理の問題ですが、難しくはありません。本問では、解答に関係ありませんが、「月割」計算のところは、押えておきましょう。
◇問題◇
◇勘定科目群◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、数珠を持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、配偶者に鈴を付けるときの方です。
本問では、「期首」に、社債を発行しています。
よって、当期では、「12ヶ月」分を処理することになります。
償還期間は「5年」なので、償却期間は「5年*12ヶ月」で「60」ヶ月と相なります。
「社債発行費」等の繰延資産の償却は、「月割計算」です。
面倒でも、「×12/60」で計算しましょう。
問題文から、「社債発行費」は、「¥600,000」であることがわかります。
んで、「繰延経理をする」とあるので、「繰延資産」として、償却することがわかります。
つまり、期首には…、
借方:社債発行費 600,000
貸方:当座預金 600,000
…という仕訳が切られているわけです。
つまり、「借方」には、既に、「社債発行費」が「600,000」計上されている、ってな次第です。
先に見たように、当該社債の償還期限は、「5年」なので、「5*12」の「60ヶ月」で償却します。
勘定科目ですが、「勘定科目群」を見ると、「社債発行費償却」と「社債発行費」があるので、これを使うことになります。
先に述べたように、社債は、当期期首に発行されているので、「12ヶ月」分を償却します。
「社債発行費」は、「¥600,000」なので、「600000*12/60」で「120,000」となります。
仕訳ですが、「費用」の認識と、「資産」の減少なので…、
借方:社債発行費償却 120,000
貸方:社債発行費 120,000
…となります。
記号を付与すれば、答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
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「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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