49問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「物質とその識別方法」についての問題です。本問も、すべての選択肢の正誤が付かないと、最終解答が導けません。解ける選択肢でギリギリまで絞って解答してください。復習だけはしておきましょう。

49問‐物質とその識別方法

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「硝酸銀・・・鉄屑を加えて熱すると藍色を呈して溶け、その際に赤褐色の蒸気を発生する。」ですが、誤った記述です。

 「硝酸銀」の鑑別ですが、「水に溶かして塩酸を加えると、白色の沈殿を生ずる。また、水溶液に硫酸と銅屑を加えて熱すると、赤褐色の蒸気を発生する」となっています。

 なお、選択肢の言うものは、「硝酸」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「硫酸亜鉛・・・ 水に溶かして硫化水素を通じると、白色の沈殿を生 じる。また、 水に溶かして塩化バリウムを加えると 白色の沈殿を生じる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「トリクロル酢酸・・・水酸化ナトリウム溶液を加えて熱すれば、クロロホル ムの臭気を放つ。」ですが、正しい記述です。

 「トリクロル酢酸」の正しい記述です。テキストにも載っているはずなので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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