28問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「分子結晶」についての問題です。文系でも正誤の付く選択肢が多いです。何とか1点にしたい問題です。復習だけはしておきましょう。

28問‐分子結晶

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「分子が分子間力によって規則的に配列した結晶である。」ですが、正しい記述です。

 キーワードの「規則的に配列」で、判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「氷は分子結晶である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 氷のほかに、ドライアイス、ヨウ素なども該当します。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「ヨウ素は分子結晶である。」ですが、正しい記述です。

 先の選択肢の解説の通り、ヨウ素は分子結晶です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「融解すると電気を通す。」ですが、誤った記述です。

 分子結晶ですが、余った電子がないので、融解しても、電気を伝えることはほぼないです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢5

 選択肢5の「昇華性を持つものが多い。」ですが、正しい記述です。

 「昇華性」とは、「固体から、液体を経ずに気体になる性質」です。

 分子間力が弱い結合のためです、

 先の例で見た、ドライアイスを思い浮かべれば、解けると思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 「5」は「正」です。

 よって、「誤っているもの」は…、

 正解:4

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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