48問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「物質とその性状3」についての問題です。テキストに載っているものもありますが、選択肢のすべての正誤が付かないと最終解答が導けないので、厳しい問題です。復習だけはしておきましょう。

48問‐物質とその性状3

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ピクリン酸・・・ 淡黄色の光沢ある小葉状あるいは針状結晶。 純品は無臭。徐々に熱すると昇華するが、急熱 あるいは衝撃により爆発する。」ですが、正しい記述です。

 「ピクリン酸」の正しい記述です。よく出る成分なので、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「ベタナフトール・・・無色の光沢のある小葉状結晶あるいは白色の 結晶性粉末。かすかなフェノール様臭気と、灼くような味を有する。」ですが、正しい記述です。

 「ベタナフトール」の正しい記述です。これも、よく出るので、復習だけはしておきましょう。

 ちなみに、当該ベタナフトールは、染料の原料、防腐剤です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「塩化第一銅・・・ (別名 塩化銅(I)) 濃い藍色の結晶で、風解性があり、水に可溶。 水溶液は青いリトマス紙を赤くし、酸性反応を呈する。」ですが、誤った記述です。

 「塩化第一銅」ですが、「白色又は帯灰白色の結晶性粉末。空気中で酸化されやすく緑色の塩基性塩化銅( II )となり、光により褐色を呈する。水に極めて溶けにくい。塩酸、アンモニア水に可溶」となっています。

 なお、選択肢の言うものは、「硫酸第二銅」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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