本問は、「基礎化学」の「酸化還元反応」についての問題です。完全な「理系」の問題で、文系の人は、完全“お手上げ”となる問題です。本試験では、「捨て問」となります。復習もしなくていいでしょう。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「2H2S+O2 → 2S+2H2O」ですが、「酸化還元反応」となります。
O2ですが、H2Oとなり、水素と結合したので、還元されています。
H2Sは、Sになったので、H2を失ったので、酸化されています。
選択肢bの「CH3COOH+C2H5OH → CH3COOC2H5+H2O」は、「平衡」かと思われます。
すいません。文系のわたしには、手に余ります。詳細は、各自で追及してください。
選択肢cの「2H2SO4+Cu → CuSO4+SO2+2H2O」ですが、「酸化還元反応」となります。
銅と濃硫酸の反応です。
「S」ですが、「H2SO4の酸化数…+6」で、「SO2の酸化数…+4」なので、酸素を失っており、還元されています。
「Cu」は、「CuSO4」と、酸素が増えているので、酸化されています。
選択肢dの「CO2 + 2NaOH → Na2CO3 + H2O」ですが、これは、「中和反応」かと思われます。
すいません。文系のわたしには、手に余ります。詳細は、各自で追及してください。
「a」は「酸化還元反応」です。
「b」は「平衡」です。
「c」は「酸化還元反応」です。
「d」は「中和反応」です。
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする