本問は、「基礎化学」の「酸性」についての問題です。文系には酷な問題です。まず解けないと思います。試験問題の使い回しに備えて、問いと答えだけ、憶えてしまいましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「CH3COONa」ですが、これは、「酢酸ナトリウム」です。
酢酸ナトリウムは、水溶液中ではナトリウムイオン Na+ と酢酸イオン CH3COO- に完全に電離します。
この際、酢酸イオンの一部は水と反応して酢酸分子となり、この反応によって水酸化物イオンが生じます。
よって、塩基性を示します。
選択肢bの「NH4Cl」は、「塩化アンモニウム」です。
反応式ですが…、
NH4Cl→NH4⁺ + Cl⁻
NH4⁺ + H2O ⇋ NH3 + H3O⁺
んなもんで、塩化アンモニウム水溶液は酸性となります。
よって、選択肢は、「酸性」となります。
選択肢cの「K2SO4」は、「硫酸カリウム」です。
「硫酸カリウム」の水溶液は、「中性」となります。
化学反応式ですが…、
2KOH + H2SO4 → K2SO4 + 2H2O
…となり、中性と相なります。
選択肢dの「CuSO4」は、「硫酸銅」です。
調べたところ、「水素イオン濃度が水酸化物イオン濃度よりも大きくなるので、弱酸性となる」とのことです。
追及したい人は、「硫酸銅 水に溶かす 酸性」といったキーワードで、検索してみてください。
よって、選択肢は、「酸性」となります。
「酸性の組み合わせ」は…、
正解:4
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
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