本問は、「基礎化学」の「有機化合物一般」についての問題です。文系でも解ける選択肢はいくつかありますが、確答は厳しいかと思います。選択肢を絞って解答しましょう。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「ジエチルエーテルは、単にエーテルとも呼ばれ、無色の揮発性の液体で引 火性がある。」ですが、正しい記述です。
「ジエチルエーテル」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「無水酢酸は、酢酸2分子から水1分子が取れてできた化合物であり、酸性 を示さない。」ですが、正しい記述です。
「無水酢酸」の正しい記述です。「酢酸2分子から水1分子が取れてできた化合物」とのことです。
んで、無水酢酸は、「中性」とのことです。(なお、酢酸は、酸性です。)
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「アセトンは、芳香のある無色の液体で、水にも有機溶剤にもよく溶ける。」ですが、正しい記述です。
「アセトン」の正しい記述です。
乙四があれば、何とか解答できたと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「乳酸は、不斉炭素原子を持つ化合物であるため、鏡像異性体が存在する。」ですが、正しい記述です。
正しい記述です。
乳酸は、不斉炭素原子をもちます。不斉炭素原子をもつ物質は、鏡像異性体(光学異性体)をもちます。
文系の人は、“こういうもの”として眺めておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「アニリンは、不快なにおいを持つ弱酸性の液体である。」ですが、誤った記述です。
「アニリン」ですが、「不快なにおい」があります。
しかし、「弱い塩基性」があります。
選択肢は、「弱酸性の液体」とあるので、ここが間違いです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解:5
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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