37問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「毒物当て」についての問題です。テキストと過去問を繰り返しておきましょう。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。

37問‐毒物当て

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「臭化銀、重クロム酸カリウム、メチルアミン」ですが、誤った記述です。

 「重クロム酸カリウム、メチルアミン」ですが、これらは、「劇物」です。

 んで、「臭化銀」ですが、これは、劇物でも毒物でもないです。

 検索参考:https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds_label/lab7785-23-1.html

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「ジボラン、セレン化水素、四弗化硫黄」ですが、正しい記述です。

 これら3つは、「毒物」です。

選択肢c

 選択肢cの「塩化第二水銀(別名 塩化水銀(II))、酢酸タリウム」ですが、誤った記述です。

 「塩化第二水銀(別名 塩化水銀(II))、塩化ホスホリル」は、「毒物」です。

 「塩化第二水銀(別名 塩化水銀(II))」は、メジャーなので、テキストに載ってるはずです。

 「ホスホリル」は、「塩化ホスホリル」を参考にしてください。

 んで、「酢酸タリウム」は、「劇物」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「ジクロル酢酸、2-メルカプトエタノール、モノフルオール酢酸」ですが、誤った記述です。

 「ジクロル酢酸」は、「劇物」です。

 「2-メルカプトエタノール」は、「毒物」です。

 「モノフルオール酢酸」は、「特定毒物」です。これは、即、判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢e

 選択肢eの「ヒドラジン、弗化スルフリル、ホスゲン」ですが、正しい記述です。

 これら3つは、「毒物」です。

答え

 正解:3

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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