二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第40問目の解説。本問は、「給水装置」を問う問題です。近年、ほとんど出てなかった論点の出題です。できなくても仕方がないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「蒸気ボイラーには、最大蒸発量以上を給水することができる給水装置を備 えなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「近接した2以上の蒸気ボイラーを結合して使用する場合には、当該結合し て使用する蒸気ボイラーを1の蒸気ボイラーとみなして、要件を満たす給水 装置を備えなければならない。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
蒸気ボイラーが近接している場合、これを1つの蒸気ボイラーとみなして、給水装置を設置できる場合があります。
テキスト記載事項なので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「自動給水調整装置は、2基の蒸気ボイラーに共通のものとすることができ る。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「共通のものとすることができ る。」のところです。
正しくは、「各ボイラーに独立して設けなくてはならない。」です。
選択肢のように、自動給水調整装置を共通にしてしまうと、故障した際に、給水できなくなってしまうので、危険です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、先の選択肢2の規定は、「給水装置」です。本問は、「自動給水調整装置」なので、ごっちゃにしないようにしましょう。
選択肢4の「貫流ボイラーの給水装置の給水管には、給水弁のみを取り付け、逆止め弁 を取り付けないことができる」ですが、正しい記述です。
貫流ボイラーの場合、給水弁のみでもいいです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「給水内管は、取外しができる構造のものでなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
取り外しができないと、掃除等のメンテナンスで手間を食ってしまいますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「定められていないものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:3
当該年度の二ボの過去問は、以上です。お疲れ様でした!
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
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