二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第20問目の解説。本問は、「単純軟化法」の問題です。定番論点なのですが、小難しい選択肢があって、判断に迷う問題です。解けなくても仕方ないですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充塡したNa塔に補給水を通過さ せるものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「軟化装置は、水中のカルシウムやマグネシウムを除去することができる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。硬度成分の「カルシウムやマグネシウムを除去すること」が、補給水処理の目的ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「軟化装置による処理水の残留硬度は、臨界点を超えると著しく増加する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「臨界点」のところです。
正しくは、「貫流点」です。
小難しいです。初見では無理でしょう。
ただ、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に 食塩水で再生を行う。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度、鉄分による汚染 などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。」ですが、正しい記述です。
「1年に1回程度」は、要チェックです。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
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