二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第24問目の解説。本問は、「燃料油タンク」の問題です。よく出るようになった論点です。意外に盲点となるので、テキストで確認しておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクに分類される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「サービスタンクの貯油量は、一般に、最大燃焼量の2時間分程度とする。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
数字の「2時間分」は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「貯蔵タンクの油送入管は油タンクの上部に取り付ける。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
“こういうもの”として憶えるしかありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「貯蔵タンクの油取出し管は、タンクの底部から20~30cm上方に取り付ける。」ですが、正しい記述です。
ドレン(水分、水っ気)やスラッジ(油分、水分、固形分などの集まり)を取り出さないようにするためです。
出題実績のある数字なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「貯蔵タンクには、一般に、自動油面調節装置を取り付ける」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「貯蔵タンク」のところです。
正しくは、「サービスタンク」です。
サービスタンクは、容量が少ないので、自動油面調節装置を取り付けます。そのほか、油逃がし管(オーバーフロー管)も取り付けられます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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