二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第16問目の解説。本問は、「ばね安全弁及び逃がし弁」の問題です。知ってさえいれば解ける問題なので、文系は必ず点にしないといけません。難易度は「ふつう」です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、いったんボイラーの圧力を設定 圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを緩めて吹出し圧力を上昇させる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「調整ボルトを緩めて」のところです。
正しくは、「調整ボルトを締めて」です。
調整ボルトを緩めるのは、設定圧力になっても安全弁が作動しないときです。
整理して憶えましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、数字の「80%程度」も、出たことがあるので、押えておきましょう。
選択肢2の「過熱器用安全弁は、ボイラー本体の安全弁より先に吹き出すよう調整する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
定番論点なので、選択肢を丸っと憶えてしまいましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力 に調整する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
エコノマイザの安全弁が、ボイラー本体より先に作動すると、給水されなくなるおそれがあるためです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁 は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
定番論点なので、選択肢丸ごとを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。」ですが、正しい記述です。
手動試験の場合は、「75%以上の圧力」です。出題実績があるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:1
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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