二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月 第7問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第7問は、「ボイラーの送気系統装置」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第7問‐ボイラーの送気系統装置

 

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 難易度は、「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

 問題一覧は、こちらです。

 全問の答えは、こちらです。

選択肢1

 選択肢1の「主蒸気弁に用いられる仕切弁は、蒸気の流れが弁体内でY字形になるため 抵抗が小さい。」ですが、誤った記述です。

 選択肢の言うように「弁体内でY字形になる」ものは、「玉形弁のY形弁」です。

 選択肢にある「仕切弁」は、別名「ゲートバブル」といわれ、蒸気は直流します。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「主蒸気弁に用いられる玉形弁は、蒸気の流れが弁体内部でS字形になるた め抵抗が大きい。」ですが、正しい記述です。

 「玉形弁のS字形」は、選択肢の言うように、抵抗が高いです。S字だからです。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「沸水防止管は、気水分離器の一種で、低圧ボイラーの蒸気取出し口の下の 胴内に設ける。」ですが、正しい記述です。

 「沸水防止管」の正しい記述です。

 「蒸気取出し口の下の 胴内」は、出題実績があるので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「主蒸気管の配置に当たっては、曲がり部に十分な半径を持たせ、ドレンの たまる部分がないように傾斜を付けるとともに、要所に蒸気トラップを設け る。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢5

 選択肢5の「 2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合は、一般に、 主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設ける」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 よく出るので、「主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁」と、丸憶えしましょう。「主蒸気弁の“前に”蒸気逆止め弁」とかに変えられます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 設問は、「誤っているものはどれか?」です。

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

選択肢1

 選択肢1の「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢5

 選択肢5の「

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 設問は、「誤っているものはどれか?」です。

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 正解:1

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過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

令和6年10月 二級ボイラー技士 過去問

 インデックス

 問題一覧

 答え一覧

構造10問

 1問:熱及び蒸気

 2問:ボイラーの水循環

 3問:ボイラーの容量、効率

 4問:水管ボイラーの特徴

 5問:ステー

 6問:水面測定装置

 7問:ボイラーの送気系統装置

 8問:温水ボイラーの逃がし管及び逃がし弁

 9問:エコノマイザ

 10問:ドラム水位制御

取扱10問

 11問:点火前の点検・準備

 12問:スートブロー

 13問:キャリオーバ

 14問:運転作業の手動終了

 15問:水面測定装置の取扱い

 16問:ばね安全弁及び逃がし弁

 17問:ボイラー水の吹出し

 18問:内面清掃

 19問:ボイラー水中の不純物

 20問:単純軟化法

燃料・燃焼10問

 21問:燃料の分析及び性質

 22問:重油

 23問:気体燃料の特徴

 24問:燃料油タンク

 25問:低温腐食の抑制方法

 26問:圧力噴霧式バーナ

 27問:気体燃料の燃焼の特徴

 28問:NOXの抑制方法

 29問:燃焼室熱負荷

 30問:ボイラーの通風

法令10問

 31問:伝熱面積

 32問:ボイラー室

 33問:ボイラー技士

 34問:ボイラー附属品の管理

 35問:自主検査

 36問:検査証

 37問:変更検査

 38問:温水ボイラー

 39問:鋼製蒸気ボイラーの圧力計

 40問:給水装置

独学向け教材

 独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。

 ま、読むのがメンドウな人は…、

 過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、

 そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。

 わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

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 サブ機として、試験後も活躍するはずです。

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二級ボイラー技士のこまごましたもの

 二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。

 ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。

 二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。

 乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。

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