二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年10月の第13問目の解説。第13問は、「キャリオーバ」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
「キャリオーバ」とは、「ボイラー水中の固形物や水滴が、蒸気に混じって、ボイラー外に運び出される現象」を言います。
「プライミング(水気立ち)」や「ホーミング(泡立ち)」があります。
原因としては…、
・蒸気負荷が過大
・主蒸気弁を急に開いた
・高水位
・ボイラー水に不純物が多い(ボイラー水が濃縮している)
…です。
選択肢1の「ボイラー水が水滴となって蒸気とともに運び出されることを、プライミン グ(水気立ち)という。」ですが、正しい記述です。
「プライミング」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ドラム内に発生した泡が広がり、これにより蒸気に水分が混入して運び出 されることを、ホーミング(泡立ち)という。」ですが、正しい記述です。
「ホーミング」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「ホーミングは、ボイラー水が過度に濃縮しているときに発生する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「プライミングは、低水位であるときに発生する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「低水位であるときに発生」のところです。
正しくは、「高水位であるときに発生」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「ホーミングは、ボイラー水に油脂分が多く含まれているときに発生する」ですが、正しい記述です。
選択肢の言う油脂分のほか、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムなどが多いときも、発生します。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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