結論から言うと、ある程度の練習が済めば、後は、候補問題の各固有部分なり定番部品の施工だけを集中練習しておけばいいので、晩酌前にささっと練習して、気持ちよく酒を飲もう、という塩梅です。
だいたいですが、おおむね、全13題の候補問題を一通り、練習したなら、大方のことはわかってくるものです。
というのも、技能試験の多くの作業は、共通するものが多いからです。
たとえば、ケーブルの寸法取りとか皮膜の処理とかは、要領的にほとんど一緒ですし、ランプレセプタクルの施工は12問題でありますし、スイッチやコンセントの結線も、似たようなものです。
ですから、1周したら、最初のころに比べて、格段に作業スピードは上がっているはずです。
で、次なるスピードアップは、候補問題の固有部分や、苦手箇所の徹底練習をすることで、図ることができます。
つまり、輪作りが苦手なら、輪作りだけを1日3~5回やってみるとか、ランプレセプタクルの結線が苦手ならそこだけを1日3~5回やるとか、端子台の接続がいまいちなら、当該端子台へのつけ方を特訓するとか、細目細部を集中してやってみる、という次第です。
テキストの目標タイムを参考にすれば、だいたい1作業2~3分なので、3回やれば10分、復習やおさらいをしても、20分という寸法です。
ビールを“キンキン”に冷やすための、いい時間つぶしになると思います。
細目細部は、気負ってやるとメンドクサイです。
それでも、『練習の数』を積み上げていくには、アルコールの力を借りて、そしてなによりも、楽しみを加えて、技能試験の練習に励みべきです。
このときばかりは、発泡酒じゃなくて“ビール”をケース買いし、つまみも張り込みましょう。こういうときにケチると、つまらない人間になります。
わたしは「練習して、黒ラベルを飲んで」ました。
また、「きちんとできるまで(目標タイムを達成するまで)は、飲まない」と、目の前に“えさ”をつるして、技能試験の練習に勤しむの素敵です。
凄く張り合いが出て、ハイできたもう終わり!ハイもう1回、ハイできた!終わったーってな塩梅で、超集中して練習ができます。
学生じゃないんだし、アルコールという発奮材料をもとに、勉強してもいいとわたしは思います。
蛇足ですが、飲んだ『後』の練習は、アルコールで記憶が飛ぶので、止めた方がいいでしょう。
なお、アルコールが飲めない人は、甘いショートケーキなりを買っておくといいでしょう。
酒や甘いものは、試験に必要な工具やケーブルの「一種」と仮定して、遠慮なく堂々と“たっぷり”と買っておくべきです。
2015年6月26日 1:15 PM
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