黒染みの原因となるので、畳には重曹を吹き付けてはいけない。とはいえ、神経質になることもない。
掃除に大活躍する重曹ですが、使ってはいけないところもあります。
それが、『畳』です。
上記画像にありますように、畳に重曹を接触させると、畳の黒ずみの原因となります。
写真の畳は年季の入っているので、多少黒ずみようが構いませんが、入れ替えたばかりの畳に重曹を吹き付けて、泥を塗るようなまねはしないようにしましょう。
重曹は、畳の掃除に使ってはいけないことをお見知りおきください。
さて、上記画像について、一言付け加えておきます。
当該画像は、高濃度の重曹が畳に接触した場合の「黒染み」です。
何でこんなことを言うのかというと、「重曹と畳の相性が悪いからといって、神経質になることはない」からです。
というのも、先の畳の黒染みは、かなり濃い目の重曹が接触した場合に、起きた現象だからです。
先ほどの画像の、畳の黒染みの顛末はこうです。
わたしは、「重曹でハミガキの3つの利点」にありますように、重曹で歯磨きをしているのですが、歯磨き中に移動したところ、口元から高濃度の重曹がポトリとたれてしまい、黒染み発生となった寸法です。
基本的に、掃除の際に使用する重曹は、水で薄めて使います。
ですから、薄めた重曹ならば、多少畳に付着しても、ドス黒くはならないのです。
つまり、ついウッカリして、霧吹きで重曹水を畳に吹き付けても、すぐに水拭きすれば、黒染みは生じないという寸法です。
まあ、気になる人は、念のために、クエン酸水を吹き付けて拭けば十分でしょう。
こういう次第で、重曹と畳は相性が悪いことを、お見知りおきくださればと存じます。
なお、クエン酸は畳に使用しても大丈夫です。
2014年11月19日 10:45 AM
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