クエン酸を溶かした水を霧吹きで吹き付けると、蜂や虫は逃げていく。殺虫剤を使うまでもないときに、簡易に追い払いときに、クエン酸水。
蜂や羽虫と遭遇したときは、殺虫剤を使うのが普通です。
しかし、殺虫剤を使いにくい時や場所があります。
たとえば、お気に入りの草花の近くや洗濯物の近く、ペットの近く等です。
また、追い風のときだと、風で殺虫成分がこっちに戻ってきて、ウゲゲとなったりします。
殺虫剤をできるだけ使わずに、虫等を追い払いたい人にお勧めしたいのが、「クエン酸水」です。
クエン酸水とは、クエン酸を霧吹きに入れて水で溶かしたものです。
ご存知のように、クエン酸は酸性でして、酸っぱい刺激性があります。「ヒト」でさえ、むせる刺激があります。
この酸っぱい酸性の刺激が、蜂や羽虫を追い払う際には、実にいい働きをするのです。
単なるクエン酸ですので、「殺虫」はしません。しかし、撃退するには十分な威力を発揮するのです。
羽虫が飛んでいてうっとおしいなと思ったら、クエン酸水を吹き付けてみてください。
霧吹きだと、広範囲に散布できるので「ハズレ」がありません。うわっという感じで虫が一目散に飛んでいくはずです。
わたしの場合、スズメバチの撃退(※)と、網戸の虫除けにクエン酸水を使ってます。網戸に吹き付けるだけで、羽虫は逃げ去っていきます。
(※ハチに使うときは注意してください。巣の近くで打つと逆襲されます。わたしの場合は、家の周辺がスズメバチの通り道になっていて、巣がないことを確認した上での利用です。)
なお、溶かすクエン酸の量は適当でいいです。入れ過ぎても、吹き付けたこちらがむせるくらいなので、量を気にする必要はありません。
ま、クエン酸の濃度が高い方が、虫が嫌がっているように見受けられます。
クエン酸自体は無害なので、残留したとしても、人体もろもろに影響を及ぼしません。変な化学臭もありません。
クエン酸を入れすぎて、多少むせるくらいです。
殺虫剤を使うまでもないときに、簡易に追い払いときに、時と場合に応じてクエン酸水を試してみてください。
2014年8月5日 11:54 AM
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