試験勉強には欠かせない、コーヒーや紅茶といった温かい飲み物。飲むにはお湯がいるわけだが、そのお湯を沸かすポットとケトルの水あか汚れの掃除には、クエン酸が楽で一番よい。
お勉強のお供に欠かせないのが、コーヒー紅茶、緑茶にほうじ茶といった、温かい飲み物であります。
お湯を沸かす器具には、タイガーやゾウジルシの電気ポットや、ティファールの電気ケトルがございます。
しかし、何度も何度も使っていると、容器の内側に白い汚れが付着して、だんだんとくすんで参ります。
手で触ると、ざらっとしていて、気持ちがいいものではありません。
当該白い汚れとざらざらの正体は、一種の水あかでありまして、水の中に含まれているカルシウム等のミネラル成分が凝固したものと、忖度しております。
当該水あか汚れは、スポンジで擦ってみても取れませんし、金属の表面をスチールウール・たわしで磨くのも、躊躇してしまいます。
それでは、どう掃除すればよいかと申しますと、タイトルにありますように、「クエン酸」を使うのであります。
クエン酸の使用は、到って、想像を絶するほど簡単であります。
ポットならポット、ケトルならケトルにぬるま湯を入れます。ま、水でも構いません。
そして、クエン酸を30グラムほど入れます。
クエン酸の使用からすると、結構な量にあたります。わたしは、大さじ2杯をがぽっと入れております。
ほいで、一晩放置するだけでございます。
朝起きて中のクエン酸水溶液を捨てて、食器洗いのスポンジで中を軽く拭えば、強度の低い汚れはするっと取れているように思います。
何ぶん、水あかの汚れは「頑固」でありますので、1回の「クエン酸放置掃除」では、取れないかと思いますが、1回でもやれば、かなりの容器内部のくすみを取ることができるかと思います。
わたくしは、ティファールの電気ケトルを愛用しておりますが、初めてクエン酸放置掃除をしてみたところ、ごっそりと汚れが取れて、(ああ、あれは模様じゃなかったのね)と思ったほどであります。
掃除に手間がかかるわけでもないので、ポットやケトルの内部の汚れが気になる方は、1回のみならず、2回、3回、試してみてください。
水あか汚れが、少しずつですが、取れていっているのを実感できるかと思います。
なお、一応、「口にするものの掃除」ですので、「食用グレード(食品添加物)」のクエン酸を使うことを推奨します。
「食用グレード」のクエン酸は、当該掃除のみならず、疲労回復に効くクエン酸水や、重曹と混ぜて自家製スポーツドリンクを作ることがができます。
しかし、食用グレードはそう売られておらず、あっても医局用でコストパフォーマンスに欠けるので、アマゾンなどの通販でお求めください。
わたしが使っているのは、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。費用対効果は一番でしょう。
2012年9月15日 11:32 AM
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