独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

シンク(流し)の掃除には、クエン酸と重曹

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

重曹とクエン酸があれば、クレンザーがなくても、シンク(流し)の掃除ができる。油汚れ、水あかも取れ、加えて殺菌にもなるのでお勧め。コストもほとんどかからない。

シンク(流し)の掃除は、クエン酸と重曹があれば十分、という雑文でございます。

つまり、もうクレンザーを代表とする「シンク用洗剤」はもう要らない、という塩梅でございます。

なぜ、重曹とクエン酸を使うとシンク(流し)の掃除ができるのか、順を追って見て行きたいと思います。

しかし、その前に道具が必要となります。

用意するのは霧吹きが2つです。1つの霧吹きには重曹を入れて、水を適当に入れます。

残りの霧吹きには、クエン酸を入れて、水を適当に入れます。

分量は適当でいいのですが、あまりに入れ過ぎると、液体がべとつくので、適当に調整してください。

逆にあまりに入れなさ過ぎると、心もとないので、目安としては、小さじ1弱に水200~300ccくらいかなと思います。

さてそれでは、まず、重曹の使い方から見てきます。重曹には、2つの役目がございます。

重曹は弱アルカリ性です。そして、流しの汚れとは、大半が食べ物由来の「油汚れ」でございます。

油は酸性でありまして、重曹は、当該シンクでべとついている油を中和して、洗い流すのであります。

重曹のもう1つの役割は、研磨であります。

重曹は、水に溶けると細かい粒になるので、その微小な粒々が、シンクに引っ付いている汚れを掻き落とすという塩梅です。

次にクエン酸を説明します。クエン酸は、その名の通り、酸性です。クエン酸にも2つの役割があります。

1つは、シンクの「水あか」を落とす役目です。

流しの“くすみ”の原因は、水あかなのでありますが、当該水あかは、衝撃や研磨には実に強いのですが、酸には弱いのです。

このため、クエン酸を吹きかけられると、途端にずるっと取れてしまうのでありました。

ホント少しの力でよく、スポンジでなでるようにすれば、取れていく塩梅であります。

クエン酸のもう1つの役割は、酸による殺菌であります。

流しは、食べ物を取り扱うところなので、やはり、雑菌の沸きやすい場所であります。

そこで、当該酸性のクエン酸を吹きかけて、殺菌消毒するという塩梅です。

また、クエン酸を吹きかけると、シンクに残った粒子状の重曹を中和して洗い流すので、つるつるします。

以上の性質を持つクエン酸と重曹を、シンク(流し)の掃除に使うといった寸法です。

どう掃除するかは、通常のクレンザーと同様の使い方です。

重曹水を拭きかけ、油汚れやベト付きを落としやすくします。

次いで、クエン酸水を拭きかけ、水あかと殺菌を行います。

後は、スポンジで軽くこすって、水で流しておしまいです。

ホント、重曹水とクエン酸水を吹きかけるだけで、シンクの掃除が完了となるのでした。

この重曹水・クエン酸水掃除の欠点としては、『泡が立たないので何をしているのかよくわからない』くらいです。

しかし、3回もやれば、泡のないシンク掃除にも慣れてきます。

十分、市販のクレンザーを使ったのと同じくらいの、“きれいさ”を実感できるかと思います。

今後、クレンザーへの出費がなくなるかと思えば、心のほうもすっきりです。

なお、掃除用のクエン酸は、スーパーやドラッグストアに売っているかと思います。

が、個人的には、疲労回復に効くクエン酸水や、重曹と混ぜて自家製スポーツドリンクが作れる、食用(食品添加物)のクエン酸の利用を推奨します。

しかし、食用グレードはそう売られておらず、あっても医局用でコストパフォーマンスに欠けるので、アマゾンなどの通販でお求めください。

わたしが使っているのは、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。費用対効果は一番でしょう。

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