建設業経理士2級 第38回 過去問+解説 第3問 個別問題

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、『工事間接費』です。問題自体は難しくないです。怖いのは、計算ミスです。満点取れる問題なので、落ち着いて電卓をたたいてください。

第3問 個別問題‐工事間接費

 ◇問題◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

ポイント

 難しい処理は、ありません。

 怖いのは、計算ミスのみです。

 計算ミスさえなければ、満点取れます。何度も何回も検算して、計算ミスをなくしてください。

問1‐予定配賦率

 単に割るだけですね。

 資料に拠ると、「従業員給料手当予算額 ¥132,490,000」とあります。

 んで、「当会計期間の現場管理延べ予定作業時間 53,200 時間」とあります。

 「132,490,000/53,200」で「2,490.413533834586」。

 問題文には、「計算過程において端数が生じた場合は、円未満を四捨五入すること」とあるので、「2,490」が予定配賦額です。

 建設業経理士2級ですが、ほぼほぼ割り切れるのですが、本問のように、割り切れないことが“まれに”あるので、注意してください。

 割り切れなくても、自信を持って解答してください。

問2‐予定配賦額

 単に掛けるだけですね。

 問題文には、「当月の No.305 工事への予定配賦額を計算しなさい」とあります。

 資料に拠ると、No.305の実際作業時間は、「789」時間となっています。

 予定配賦額は、「2,490」でした。

 「789*2,490」で「1,964,610」が答えです。

問3‐配賦差異

 配賦差異の処理は、わたしのやり方の「配賦差異の機械的作業」を参考にしてください。

 問題文には、「当月の従業員給料手当実際発生額 総額 ¥11,865,000」とあります。

 当月の実際作業時間ですが、資料から「1,165+789+2,815」の「4,769」時間となります。

 んで、この数字に予定配賦額の「2,490」を掛けると、「4,769*2,490」で、予定配賦額は、「11,874,810」となります。

 予定と実際の差額は、「11,874,810-11,865,000」で「9,810」となります。

 実際発生額と予定配賦額を比べると、実際発生額の方が「9,810」少ないことがわかります。

 わたしがやってる上記ページのやり方だと、まず「従業員給料手当」のT字勘定を作ります。

 

 当該T字勘定の貸借差額を“埋めるような仕訳”を切ると…、

 借方:従業員給料手当 9,810

 貸方:配賦差異 9,810

 …という仕訳になります。

 んで、配賦差異を、配賦差異のT字勘定に転記します。

 

 こうすると、「貸方差異」の「B」で、配賦差異は「9,810」です。

こたえ

 

 …と相なります.

 >>> 次の問題へ。


第38回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:配当の支払

 2問:社債発行と繰延処理

 3問:土地購入

 4問:当座借越

 5問:工事進行基準

第2問:文章問題

 1問:内部利益の控除

 2問:消費税

 3問:賞与引当金

 4問:総合償却

第3問 個別問題

 1問:工事間接費

第4問 理論+計算

 工事別原価計算表

 理論問題

第5問 精算表

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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