建設業経理士2級 第38回 過去問+解説 第2問 文章問題(4)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は『総合償却』の問題です。総合償却法(加重平均)ですが、文章問題では定番問題と化しています。今後も出るはずです。解き方を押えておきましょう。

第2問 文章問題(4)総合償却

 ◇問題◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

 ところで、「借方」は「左がわ」で、スマホを持つ方です。

 対して、「貸方」は「右がわ」で、スマホを操作したり、配偶者の悪魔祓いをするときの方です。

解答

 計算が面倒なだけですね。

 受験生の天敵である「計算ミス」をしないように、注意してください。

加重平均法

 問題文には、「総合償却を実施」と「償却単位に定額法を適用し、加重平均法で計算」とあります。

 「加重平均法」と指示があるので、固定資産それぞれの数字を整理して、「要償却額」と「年償却額」を求めたあと、「平均耐用年数」を計算する必要があります。

要償却額の計算

 固定資産の「要償却額」を求めます。

 まずは、機械装置Aからです。

 問題文には、「機械装置Aは取得原価¥8,700,000 耐用年数 5 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Aの「要償却額」は、「8,700,000-0」で「8,700,000」となります。

 次に、機械装置Bです。

 問題文には、「機械装置Bは取得原価¥6,200,000 耐用年数 4 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Bの「要償却額」は、「6,200,000-0」で「6,200,000」となります。

 次に、機械装置Cです。

 問題文には、「機械装置Cは取得原価¥3,500,000 耐用年数 7 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Cの「要償却額」は、「3,500,000-0」で「3,500,000」となります。

 次に、機械装置Dです。

 問題文には、「機械装置Dは取得原価¥1,500,000 耐用年数 3 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Dの「要償却額」は、「1,500,000-0」で「1,500,000」となります。

 やっと、「要償却額」が出ます。

 「8,700,000+6,200,000+3,500,000+1,500,000」の「19,900,000」が「要償却額」です。

年償却額の計算

 固定資産の「年償却額」を求めます。

 問題文には、「機械装置Aは取得原価¥8,700,000 耐用年数 5 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Aの「年償却額」は、「8,700,000/5」で「1,740,000」となります。

 次に、機械装置Bです。

 問題文には、「機械装置Bは取得原価¥6,200,000 耐用年数 4 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Bの「年償却額」は、「6,200,000/4」で「1,550,000」となります。

 次に、機械装置Cです。

 問題文には、「機械装置Cは取得原価¥3,500,000 耐用年数 7 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Cの「年償却額」は、「3,500,000/7」で「500,000」となります。

 次に、機械装置Dです。

 問題文には、「機械装置Dは取得原価¥1,500,000 耐用年数 3 年 残存価額ゼロ」とあります。

 んなもんで、機械装置Dの「年償却額」は、「1,500,000/3」で「500,000」となります。

 固定資産の「年償却額」は、「1,740,000+1,550,000+500,000+500,000」の「4,290,000」となります。

平均耐用年数の計算

 固定資産の「要償却額」は、「19,900,000」です。

 固定資産の「年償却額」は、「4,290,000」です。

 「平均耐用年数」を求めると…、

 「19,900,000/4,290,000」

 「4.638694638694639…」

 …となります。

 問題文には、「なお、小数点以下は切り 捨てるものとする。」とあるので、「4」年が答えです。

補足‐当期の減価償却費の計算

 問題の答えは出ていますが、一応、減価償却費の計算まで見ておきます。

 固定資産の「要償却額」は、「19,900,000」です。

 「平均耐用年数」は、「4年」です。

 んなもんで、「19,900,000/4」の「4,975,000」が当期の減価償却費となります。

 仕訳問題で出るおそれがあるので、減価償却費の計算まで、念のため、押えておきましょう。

こたえ

 答えは…、

 

 …です。

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第38回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:配当の支払

 2問:社債発行と繰延処理

 3問:土地購入

 4問:当座借越

 5問:工事進行基準

第2問:文章問題

 1問:内部利益の控除

 2問:消費税

 3問:賞与引当金

 4問:総合償却

第3問 個別問題

 1問:工事間接費

第4問 理論+計算

 工事別原価計算表

 理論問題

第5問 精算表

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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