建設業経理士2級 第38回 過去問+解説‐第1問(5)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「工事進行基準」の問題です。第38回試験の第1問‐仕訳問題の5問目。おなじみ、工事進行基準の問題です。公式をガチ暗記して臨んでください。これができないとダメです。本問は、いろいろと修正があるので、そこんとこを間違わないようにしましょう。

第1問(5)‐工事進行基準

 ◇問題◇

 


 ◇勘定科目群◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

 ところで、「借方」は「左がわ」で、数珠を持つ方です。

 対して、「貸方」は「右がわ」で、配偶者を絞るときの方です。

ポイント

 

 

 上記2つは、超絶重要な公式です。建設業経理士では、絶対に出ます。ガチ暗記しましょう。

 近年では、問題を難しくするためか、ほぼ修正後の公式を使います。

処理1‐前期の収益を計算

 おなじみの「工事進行基準」の問題です。

 本問は、2年目が舞台なので、前期の収益を計算する必要があります。

 問題文には、「前期より着工したA工事は、工期 5 年、請負金額¥45,000,000 総工事原価見積額¥33,300,000」と「前期の工事原価発生額¥5,994,000」とあります。

 先の公式に数字を入れていくと…

 「45,000,000*5,994,000/33,300,000-0」の「8,100,000」が、前期の完成工事高なことがわかりました。

処理3‐数字を修正する

 次に、当期の収益を計算します。

 問題文には、「当期において、総工事原価見積額を見直しており、その内訳は、資材高騰の影響による ¥2,500,000 の増額と、バリュー・エンジニアリング(VE)による¥1,720,000 の減額である。また、発注者との交渉 により、追加請負金¥3,000,000 を獲得することとなった」とあります。

 いろいろ数字が変わっているので、修正をします。

 工事原価は、「¥2,500,000 の増額と、バリュー・エンジニアリング(VE)による¥1,720,000 の減額」とあるので、「33,300,000+2,500,000-1,720,000」で「34,080,000」となります。

 請負金額は、「追加請負金¥3,000,000 を獲得」とあるので、「45,000,000+3,000,000」で「48,000,000」となります。

 上記修正した数字を、公式にぶち込むことになります。

処理4‐当期の収益を計算

 問題文には、「当期の工事原価発生額 ¥6,956,400」とあります。

 当期の工事原価と、先に計算して修正した数字を、公式にぶち込みます。前期の工事原価(5,994,000)と、完成工事高(8,100,000)を忘れないでね

 「48,000,000*(5,994,000+6,956,400)/34,080,000-8,100,000」

 「48,000,000*12,950,400/34,080,000-8,100,000」

 「48,000,000*0.38-8,100,000」

 「18,240,000-8,100,000」

 「10,140,000」

 …と、相なります。

処理5‐仕訳

 収益の認識なので、「完成工事高」を使います。

 当該売り上げについては、まだ受け取っていないので、「完成工事未収入金」で処理します。

 仕訳ですが、「資産」の増加と、「収益」の認識なので…、

 借方:完成工事未収入金 10,140,000

 貸方:完成工事高 10,140,000

 …と、相なります。

こたえ

 記号を付与すれば、答えは…、

 

 …です。

 >>> 次の問題へ。


第38回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:配当の支払

 2問:社債発行と繰延処理

 3問:土地購入

 4問:当座借越

 5問:工事進行基準

第2問:文章問題

 1問:内部利益の控除

 2問:消費税

 3問:賞与引当金

 4問:総合償却

第3問 個別問題

 1問:工事間接費

第4問 理論+計算

 工事別原価計算表

 理論問題

第5問 精算表

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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