第4級アマチュア無線技士の合格体験記です。基本的に、試験そのものが非常にシンプルな構成なので、受験に当たっては過去問だけすれば良い、と断言できます。
わたしは完璧な「文系」でして、理数系はちんぷんかんぷんです。第4級アマチュア無線技士(4アマ)は、無謀な理系資格への挑戦の第一歩です。
・受験回数/1回。レベル的に普通です。受験生には小学生もいました。
・受験勉強期間/1ヶ月くらい。
・使用テキスト・問題集/テキストは土屋出版『始めての3・4級アマチュア無線技士』で、過去問は東京電機大学出版局『第4級ハム教室』。
・模試/模試は、模試自体がありません。
・予算/テキスト・過去問の代金と受験料を含め、総計8000円の費えです。
第4級アマ無線は、知り合いに無線に詳しい人がいて、バイクのツーリング中に無線で、無線仲間と知り合うのはおもしろい、という体験談を聞いて、(お、これはわくわくする)と思ったのが、事の発端です。
その他、理数アレルギーを少しでも直そうと、挑戦してみた次第。
4アマは、3日で受かると聞いていましたが、まさにそうでした。受験勉強の期間は1ヶ月としていますが、本格的に取り組んだのは試験の3日前です。
はっきりいうと、問題が単調過ぎで、やる気が湧かなかったのでした。
テキストをさっと読んで、過去問を解いてみて、「直前に過去問を何回か繰り返せば余裕だな」と判断したのでした。
こういう表現は不謹慎ですが、ホント本試験の前日に、だらだらだらだらと、テレビを見ながら過去問を解きました。
(それだけ内容が単調なのですよぅ^^。)
第4アマの本試験問題は、問題内容も出題パターンもほとんど同じなので、過去問を繰り返しておけば、大丈夫です。
本試験では、過去問の問題がほとんどそのまま出ます。
ですから、試験そのものは過去問さえやればOKです。3回ほど回して、頻出事項を習得すれば、十分に合格できるでしょう。
逆を言うと、過去問で合格できるのであれば、テキストは読まなくてもいい、という塩梅で、テキストは、時間に余裕があって、内容に興味があるなら読んでおきましょう。
敢えて要領的なことを言えば、「さあ勉強だ!!」と集中して取り組むよりも、時間をかけてまんべんなく、だらだらと繰り返したほうが有利と踏みます。
実際の試験のことですが、全問の解答が「10分」で終わってしまいました。だって、過去問と同じ問題ですもの。
仕方がないので、10回くらい見直しをして帰ってきました。
10分で問題を解き終えた試験は、後にも先にも、4アマしかないような気がします。
そして、合格できても未だに、「インピーダンス」が何を意味してるのかサッパリなわたしです。
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