建設業経理士2級 第36回 過去問+解説 第3問 個別問題

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、『』です。先入先出法、移動平均法、総平均法の各計算がクソ面倒なだけで、難しい処理はありません。落ち着いて、計算してください。そこそこ時間がかかるので、「後回し」でやるのも、一手です。本試験で、どういう順番で問題を解けばいいかの予行演習をしてください。

第3問 個別問題‐

 ◇問題◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

1、2

 まずもって、最後の方に「企画調査費、広告宣伝 費、セールスプロモーション費等」とあります。

 そして、「1」ですが、括弧の後ろに「需要を喚起」云々とあります。

 ここから、「D 獲得」と「E 受注」が候補となります。

 判断材料がないので、「1」は、パスしましょう。

 さて、「2」ですが、Dの獲得だと、「獲得を促進」となって、日本語的に変ですね。

 んなもんで、対して、Eの受注だと、「受注を促進」となって、意味が通じますね。

 よって、「2」は、「E 受注」です。

 んなもんで、「1」は、残る「D 獲得」と相なります。

3、4

 「3」ですが、括弧の後ろに「獲得した注文」とあります。

 「獲得した注文」をJの「履行」とするのが一番しっくりきますね。

 「4」は、難しいです。できなくて仕方ないですね。

 検索してみると、答えは、「G 物流」です。

 「B 設計」や「H 工事」でも、意味が通じてしまいます。

 ま、難問枠だと思って、やりすごしましょう。

5、6

 「5」ですが、括弧の前に「企業全体の活動の維持、」とありますから、「企業全体の活動」に関連するものを選べばよさげです。

 「A 管理」がしっくり来ますね。

 最後の「6」ですが、「企業全体の活動」に関与する「部」に当たるものは何かなと考えれば、「F 経理」がシックリ栗かと思います。

 設計「部」、物流「部」、工事「部」、と当てはめていっても、それらは、企業活動の一部であって、「企業全体の活動」に関与してるとは言えないですね。

 まあ、こんな風に、こじ付け的に答えていってください。

こたえ

 

 …と相なります.

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第36回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:資本準備金

 2問:公社債の買い入れ

 3問:消費税処理

 4問:資本的な修繕

 5問:工事進行基準

第2問:文章問題

 1問:材料費

 2問:銀行残高

 3問:本支店会計

 4問:未払賃金

第3問 個別問題

 1問:

 2問:工事別原価計算表

第4問 計算計算

 材料の払出単価

第5問 精算表

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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