第2問は、「伝熱面、燃焼室及び燃焼装置」の問題です。これまであまり出なかった語句が選択肢の1つで正面から問われています。残りの選択肢は、基礎的なものですが、テキストを精読してないと、正誤の判定が付かないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
こういう問題を落とさないようにしましょう。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「燃焼室に直面している伝熱面は接触伝熱面、燃焼室を出たガス通路に配置 される伝熱面は対流伝熱面といわれる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「接触伝熱面」のところです。
正しくは、「放射伝熱面」です。
問題文には、「燃焼室に直面している」とあるので「放射伝熱面」となります。
なお、後半部分の「燃焼室を出たガス通路に配置 される伝熱面は対流伝熱面といわれる」は、正しい記述です。
んで、当該「対流伝熱面」ですが、その別名が「接触伝熱面」です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。ヤヤコシイところなので、整理して憶えましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「燃焼室は、燃料を燃焼させ、熱が発生する部分で、火炉ともいわれる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「燃焼装置は、燃料の種類によって異なり、液体燃料、気体燃料及び微粉炭 にはバーナが、一般固体燃料には火格子が用いられる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、選択肢の言う「一般固体燃料」ですが、石炭などが該当します。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「燃焼室は、供給された燃料を速やかに着火・燃焼させ、発生する可燃性ガ スと空気との混合接触を良好にして、完全燃焼を行わせる部分である。」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。
「完全燃焼を行わせる部分」がキーワードなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「加圧燃焼方式の燃焼室は、気密構造になっている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
まあ、「加圧」するのですから、気密がよくないと意味なくなってしまいますよね。難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:1
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:ボイラーの水循環・・・「ふつう」
2問:伝熱面、燃焼室及び燃焼装置・・・「ふつう」
3問:水管ボイラーの特徴・・・「ふつう」
4問:鋳鉄製蒸気ボイラー・・・「ふつう」
5問:ボイラー各部の構造及び強さ・・・「ふつう」
6問:水面測定装置・・・「ふつう」
7問:エコノマイザ・・・「ふつう」
8問:給水系統装置・・・「ふつう」
9問:圧力制御機器・・・「ふつう」
10問:自動制御・・・「ふつう」
11問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「ふつう」。
12問:ボイラーのたき始め・・・「ふつう」
13問:ボイラー水の全部排出・・・「ふつう」
14問:脱酸素剤・・・「ふつう」
15問:ボイラー水の吹出し・・・「ふつう」。
16問:ボイラー水位の異常低下・・・「ふつう」
17問:点火前の点検・準備・・・「ふつう」。
18問:スートブロー・・・「ふつう」
19問:単純軟化法・・・「ふつう」
20問:ガラス水面計の機能試験・・・「ふつう」
21問:工業分析・・・「ふつう」
22問:液体燃料・・・「ふつう」。
23問:重油の性質・・・「ふつう」
24問:重油の加熱・・・「ふつう」
25問:油バーナ・・・「やや難」
26問:固体燃料と気体燃料・・・「ふつう」
27問:低温腐食の抑制方法・・・「ふつう」
28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:熱損失・・・「ふつう」
31問:ボイラー室・・・「ふつう」
32問:定期自主検査・・・「ふつう」
33問:ボイラーの伝熱面積・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラーの附属品・・・「ふつう」
35問:ボイラーを設置した者の検査・・・「ふつう」
36問:附属品の管理・・・「ふつう」
37問:ボイラー取扱作業主任者・・・「ふつう」
38問:ボイラー変更届・・・「ふつう」
39問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」
40問:自動的に燃料の供給を遮断する装置・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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