| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強が長続きしない人もおられるかと存じます。
基本的に、お勉強は長丁場・長期間に到るものでございます。
ですから、(がんばろう!)(やろう!)といった気合1つでしのげるものではないのでございます。
1時間や2時間のお勉強ならば、功を奏しますが、今後の数ヶ月を乗り越えるには、役には立たないことでしょう。
気合など毎日入れていたら、すぐに効かなくなるものでございます。
さて、では、どうすればよいか、という次第でございます。
長続きしない理由として、やることが決まっていないということが、挙げられるように存じます。
何をしたらいいか、ぼんやりとしているからこそ、続かないのでございます。
人は、想像もしないことはできません。
逆を言いますれば、わたしたちができるのは、想像できる事のみ、でございます。
まずは、あーしてこーしてという、「自分なり」の手順を作るべきかと存じます。
とはいいましても、そう簡単に自分なりの手順など作れません。
ですから、まず、最初にやるべきことを明確にしておくように、ご助言させていただきます。
これだけでも、以降のお勉強は、違ってくるように存じます。
たとえば、まず、暗記事項のチェックから始める、とか、テキストを準備運動代わりに軽く読む、とかでございます。
また、過去問数問を解いてみる、問題州に挟んだポストイット問題をやってみる、とかでも、よろしいように存じます。
ある程度、定型的なお勉強メニュウを『設定』しておくだけでも、お勉強の着手率は変わります。
なぜなら、頭ではイヤイヤで気が乗らなくても、身体のほうが動いてくれるからでございます。
身体が動くと、頭もイヤイヤながら付いてくるものでございます。
自縄自縛、なんて申します。
よい意味の四字熟語ではありませんが、この言を逆手に取るわけでございます。
やること何も決まっていないと、身体は動きません。
逆に、何かしら決まっていると、身体は動くもの。
自分で手順を作って、それで自分を縛るといった塩梅でございます。
2011年1月24日 1:12 PM
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