お勉強といいますのは、得てして、夜の時間帯に行なわれるものでございます。
夜は寝るものと申します。
昼の仕事や家事・育児などの疲れから、夜ともなれば、どうしても眠たくなってしまうものでございます。
この眠気を何とかおさえながら、お勉強というものをしなくてはならないのですが、眠気というのは2つあるように存じます。
1つは、先にいいました、疲れからきた眠気でございます。
頭や身体を使ったのなら、その使った際に、何らかのエネルギーなりを消費したわけでございます。
また、そのエネルギーの使用後に出てまいります、廃物もたくさんあるわけでございます。
眠くなるといいますのは、そられの補充ないしは、掃除のために催されるとは、考えすぎでありましょうか。
身体や頭を酷使した日ほど眠くなるのは、その分だけ、補充と清掃をしなくてはならないからでありましょう。
しかし、この疲れは、お風呂に入って身体をゆでれば、代謝も活発になり、どんどん、溜まったカスといいますか老廃物を排出しますので、しゃっきとするものでございます。
お風呂から出た後は、少しも眠くないし、少々眠いときにお風呂に入りますと目が覚めるのは、身体全体から悪いものが出切ったからと言えるわけでございます。
あとは、食事でエネルギーを補給すれば、それほどには、眠くならないものでございます。
しかし、この食事というのは、見落とされがちなのですが、強烈な睡魔の元なのでございます。
結論から申します。
もし、夜にお勉強が控えているようでしたら、夕食は、量少なめでお腹にもたれないものを食すよう、ご助言する次第でございます。
といいますのも、食べ過ぎたり消火に手間取るものでお腹をいっぱいにしてしまうと、どうしても胃腸に血液が集まってしまい、強烈に眠たくなってしまうのでございます。
食べてすぐ寝ると牛になる、なんていいますけれども、言うなれば、食べると眠たくなるという人間の生理を示しているとも読めるわけでございます。
夜、どうしても眠たくなってお勉強が滞りがちになる、という方は、食べる物と量とを、調整くださればと存じます。
眠たくなる筆頭の食べ物はお米ですので、ご飯の量を減らします。
わたくしがよくやるご飯の量減らしは、納豆であります。ご飯を半膳ほどにして、納豆を2パックほどかけていただきます。
また、イモを食べるようにしております。
このようにすると、食べた感が多分にあるので、ご飯由来の眠気を防ぐことが可能でございます。
それかいっそのこと、ご飯は、おかゆにしてしまいます。
おかゆですと、幾ら量を食べても半分以上は水ですので、米の食べすぎにはなりません。
胃腸に優しく、食べた満腹感も得やすく、低カロリーで、調理も簡単。粥食は、もっと見直されて宜しいように存じます。
ちなみに、目が覚める食べ物は肉。低脂肪の赤み部分をさっと焼いたのを食べれば、元気よくお勉強できるように存じます。受験生を抱えている方は、一度お試しください。
食事の内容と量を変えてみると、想像以上に、夜は眠たくなくなるように存じます。
コーヒーをがぶ飲みしたり、無色カフェインを摂るよりかは、身体に負担なく、夜のお勉強ができるように存じます。
2010年11月12日 10:43 AM
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