独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

迂回・飛ばし

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

肌寒い日々が続きます。こうした気候のときに、ちょっとの体温管理のミスで夏風邪や鼻風邪を引くものでございます。
ただでさえ、咳やくしゃみに冷たい目が注がれるときでございます。
風邪を引いて下手をしたら、これまで抵抗できていたインフルエンザウイルスの跋扈を許してしまうかもしれません。
しっかりと体調管理の程を、お願いしたく存じます。
変だなと思ったらマスク・手洗い・うがいでございます。
さて、独学で困ることの筆頭といえば、「わからない」でございます。
知識が足りないのか、理解が及ばないのか、経験が足りないのか、ピースの足りないパズルをやるかのような「わからなさに遭遇することがあるかと存じます。
こうしたわからない障害に遭遇したときには、ふたつの方向がございます。
ひとつは、そのまま、障害の厚い壁に果敢に挑戦し続けることでございます。
しかし、このような鉄の意思は、ある程度学習範囲の商家が終わってから持ったほうがよろしいかと存じます。
というのも、わたくしたちの時間は有限であるからでございます。
わたくしたちのお勉強は、たいがい途上にあるものでございます。ですから、いちいち問題の発生ごとに足を取られてしまうと、その分だけ、遅れてくるのでございます。
第一に、わたくしたちは、現下のわからないものが、試験上どういう位置を占めているかわかりません。
必ずマスターしておくべきことなのか、おさえるだけでよいのか、ほとんど無視してもいいのか、優先順位がわからないまま悪戦苦闘するのは愚かであるかと存じます。
やらないといけない!という確たるものが出来上がってから、がっぷりよっつに構えた方が、時間の有効利用になるかと考える次第でございます。
そこで、もうひとつの方策、迂回する・飛ばすというやり方が浮上してくるのでございます。
迂回・飛ばすには、ページ単位で行うのものでございますが、単元ごと、節ごと、章ごと迂回したり飛ばしても結構でございます。
進み方は自由でありますので、支障のない範囲でどんどんお勉強の順番を変えても良いのでございます。
たとえば、トンネルでございます。トンネルは、両方から掘って行くものでございますが、お勉強もトンネルの掘り方のようなやり方も良いかと思います。
お勉強の途中で何か障害が発生して、進みがぱたんと止まってしまったら、そこでいったんはストップして、今度は真逆の最終章からお勉強を進めて行くと良いかと思います。
まだ実質的には終わってはいないのですが、最終章を手がけただけで、何だか不思議に(終わったなあ!)という感興が湧いてくるものでございます。
いつも以上に気分良く、お勉強を進めることができるのではないかと存じます。
さて、迂回したり飛ばしたりするのが、お勉強に有効なのは、時間の有効利用のみではありません。
「間」が取れるのも、大きな利点であるかと存じます。
わたくしたちがお勉強で身につけて行く知識は、実はある程度時間が経過して、いうなれば熟成されないと有用なものにはならないのでございます。
熟成されてこなれて頭にしっくりきてようやく、考えるための材料になるのでございます。
わからないに再度立ち向かうときに、熟成された知識で飛びかかれば、前回以上に善戦することが可能になるかと存じます。


時間は多くを

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