独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

継続が力

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

当サイトでは、常々、お勉強は続けることが大切だと申し上げてまいりました。
1日だけ10時間の勉強をするくらいであれば、1時間を7日間続ける方を推奨するものでございます。
合計7時間の勉強の方が、1日だけの10時間より、記憶の定着も実力の伸びの双方が良いのでございます。
お勉強というのは、事務作業や雑事・雑用の類とは異なってございます。
これらのことは、逐一手がけるよりもまとめてやった方が効率的でございます。
しかし、お勉強というのは、これらの作業とは質的に異なるものでございます。
やりさえすれば憶えるのかといえば、そうはいかないのがお勉強の実際でございます。
お勉強とは、まとめてやることが適さないことを頭の片隅に置いてくださればと存じます。
時間がなくて週末にまとめてやってしまおうとお考えの方、または、現に行っている方は、考えを改めくださればと存じます。
お勉強に限れば、そうしたやり方は損なのでございます。
それよりも、毎日30分程度でもよいので、日々お勉強ができるような手立てを考えたほうが、最終的にうまくいくことでしょう。
お勉強を続けるキーは、配分と細分でございます。
序盤や不調なときは量を減らします。できるところや得意科目は無理が利きますので大目で短期間で済ませてしまいます。
難しいところはいっぺんにやろうとせず、今日はここまでの記述をおさえる、次の日はここまで、明後日はこれまでの見直しといった風に、すこしづつ日々に切り分けていきます。
こうした配分と細分に観点をおいて、お勉強の予定を考えていけば、30分程度でできるメニュウを算出できるかと存じます。
ノルマ形式や日課方式は、ある程度の実力が身に付いて、やるべきことの検討とやることの要領がつかめた後に、功を奏す進め方でございます。
それまでは柔軟に考えて、お勉強は続くようにやっていってくださればと存じます。
また、続けることにはもうひとつのメリットがございます。
それは、続けていたことを再開するのはたやすいという事実でございます。
お勉強を続けていくと、お勉強したことが蓄積されて経験や体験の形に昇華されるのでございます。
トラブルやアクシデントで、お勉強を中断せざるを得ないときでも、お勉強の経験があれば、意外な速さで元の実力に戻ることができるのでございます。
もちろん、忘れていたり出来なくなったりで苦虫を噛み潰すこともあるかと存じますが、自分の経験を再利用すると申しましょうか、皆さんの考える以上に、元に戻ることができるのでございます。
続けることは、実力の伸び、記憶の定着、そして、再開の保険までを確保できるものでございます。
ことわざで、継続は力なりといいますが、お勉強においては真であるかと存じます。


続けるを

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