| カテゴリー: 過去のススメ |
独学では、学習計画を立てることを重視してございます。
計画?!といっても大層なものではありません。
学習計画を立てるとは、びっちりと日程が詰め込まれた、秘書が持つようなスケジュール表やシステム手帳のようなものを作ることではないのでございます。
学習計画は、きちんとした完全なもの、体系的でシステマチックなものでなくても結構です。
学習計画は、この日くらいまでにこれこれの事はしておくかな、程度の把握ができれば用が済むものでございます。
わたくしなどは、カレンダーとメモ用紙くらいが、計画で使う小道具となってございます。
わたくしの学習計画の基本は、あの日までにこれこれを終わらせておくには、今日(今週)(今月)は○○をしておかねばならない、といった形でございます。
いうなれば、目標を先取りして、それを現在に割り引いていくのでございます。
このような先取り型の学習計画を立てると、先のことに多少の見当がつくので、日々やっていることにも方向性と意味づけが生まれてくるものでございます。
学習計画を立てるということは、予定表やスケジュール表を作るというわけではなく、自分が試験勉強全体でどういう位置にいるか、いま何をしているか、何をしていくべきなのかを掴むことにあることをご理解いただければと存じます。
計画で立てたことの多くができなくても、100%完遂できなくても良いのでございます。
できなければできないなりにその理由を考え、新たな学習計画に反映させていけば良いだけの話でございます。
まあ、全くゼロでは困りますが、計画を立てていると何がしらのことはしていくものでございます。
計画をうまく立てられない人は、完全な学習計画を作ろうと足掻いているのではないかと忖度致します。
それは間違いで、学習計画など適当で良いのでございます。
学習計画は、大雑把なもので良いのでございます。
お勉強で重要なのは、頻出事項や基礎・基本をしっかりと身につけることでありまして、学習計画の出来・不出来などは二の次・三の次でございます。
学習計画について取り違えている人は、(ちゃんとした学習計画を立てなければ)言葉を濁すうちに、日数を浪費していきます。
そうこうするうちに本試験が近づいてしまい、結果的に闇雲な試験勉強で本試験に臨む羽目に至るのでございます。そして、不合格という残念な結果に至るのでございます。
お勉強に較べれば、計画を立てることは全く楽な作業になるかと考えます。
無闇矢鱈にお勉強に突撃するよりかは、あれこれと先のことを考える機会となる学習計画をはさんだ方が、ずっとうまく事が運ぶかと存じます。
今と先を
2009年1月30日 11:06 AM
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