独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

やはり小まめに

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

何かを意図的に憶えようとするなら、小まめに、としかいいようがないのでございます。
結局のところ、記憶とは印象でございます。
テキストを読んだり、問題集を解いたりすると、やったことの印象が脳に残るかと存じます。
この印象は短期の記憶で、ごく短時間なら憶えていられる記憶でございます。
今日食べた昼のメニューは憶えていられるも、10日前の昼ご飯は憶えられない理屈でございます。
印象なのでございますから、必ず忘れてしまうものでございます。
隣で寝ている人の第一印象でさえ忘れるわたくしたちでございます。
なぜ、しちめんどくさくてややこしい勉強の細かな印象を憶え続けることができるでしょうか。
あっという間に、頭から雲散霧消するものでございます。
印象というのは、一度だけでは絶対的に不足するものでございます。
いい人、やさしい人、家庭的な人、頼りがいのある人、俺を頼りにしている人と、「印象」付けるのに成功したからこそ、現在のわたくしたちがあるのでございます。
印象付けるために、どれほどの努力を払ったのか胸に手を当てて振り返ってみてほしく存じます。
その涙ぐましい努力の2割ほどで結構でございます。
そのくらいの手間をかけないと、印象とは到底、記憶とならないものでございます。
ですから、何度でも丹念に繰り返すことでございます。一度や二度ではダメでございます。最低1週間は、続けるべきでございます。
特に、憶え難い公式やらルール、数字を憶えないといけないときなど、まさに物量作戦・人海戦術でございます。
小まめに何度でもの精神でございます。
何度もやっていくうちに、ようやく記憶の萌芽が生まれてきます。
そうなったらあと少し、問題演習で栄養を与えてやれば、しっかりした記憶に育つことでありましょう。
メモに書いておいて気になったら見る、メールにして携帯に送って常に見れるようにするなどの細かい積み重ねが、本試験で1点を確実に生む記憶となるのでございます。
もちろん、そのほかに効率的に憶える方法もあるかとは存じます。
しかし思いますに、この小まめな記憶方法は、誰にでも可能で、誰にでも効果があり、今すぐにできて、何か特別な準備は要らず、お金かかりませんし、特に入門書や資格やカウンセリングなども不用でございます。
時間はかかっても確実なやり方がお好きな方は、小まめな憶え方が最適かと存じます。


着実に

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