第34回 理論問題 過去問(令和6年3月実施)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は『理論問題』の問題。解ける理論問題です。頭を柔らかくして臨んでください。1つだけ、難しいものがありますが、これは、落としても仕方ないです。復習だけはしておきましょう。

第4問 設問1

 ◇問題◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

設問1

 「工事現場の安全管理講習会費用」ですが、工事に直接関係することなので、工事原価に含めます。

 よって、「A」です。

 なお、工事によっては、講習を受けないと現場に入れないケースもあるので、講習会費用は、工事に直で関係していると言えましょう。

設問2

 「工事を管轄する支店の総務課員給与」ですが、これは、「総務課員」とあるので、工事に直接関係しないですね。

 販管費とかに含まれるもので、工事原価には、含めません。

 よって、「B」です。

設問3

 「本社営業部員との懇親会費用」ですが、「本社」かつ「営業部員」なので、工事に直接関係しないですね。

 販管費とかに含まれるものです。工事原価には、含めません。

 よって、「B」です。

設問4

 「工事現場での資材盗難による損失」ですが、盗難というのは、常に発生するものではないです

 つまり、経常的なものでないです。偶発的なものは、工事原価には、含めません。

 よって、「B」です。

 盗難損失は、いうなれば、「特別損失」とかに計上されます。

 これは、難しいですね。

設問5

 「工事の外注契約書印紙代」ですが、外注に付随する費用であり、かつ、外注は、工事に直接関係することなので、工事原価に含めます。

 よって、「A」です。

まとめとこたえ

 答えは…、

 

 …です。

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第34回

 インデックス

第1問:仕訳

 1問:売買目的有価証券

 2問:建物建設と約束手形

 3問:貸し倒れ処理

 4問:資本金組み入れ処理

 5問:完成工事高

第2問:文章問題

 1問:支払賃金・未払賃金

 2問:本支店会計

 3問:銀行残高調整

 4問:のれん代償却

第3問 個別問題

 1問:完成工事原価報告書

第4問 理論+計算

 理論問題

 部門費振替表

第5問 総合問題

 精算表:インデックス・ポイント

 精算表:設問1

 精算表:設問2

 精算表:設問3

 精算表:設問4

 精算表:設問5

 精算表:設問6

 精算表:設問7

 精算表:設問8

 精算表:設問9

 精算表:設問10

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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