本問は『売買目的有価証券』の仕訳。第34回試験の第1問‐仕訳問題の1問目。勘定科目にちょっとだけ悩む問題ですが、簡単です。計算ミスや記号記入ミスに気を付けて、解答してください。
◇問題◇
◇勘定科目群◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、フォークを持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、ナイフを持ったり、配偶者に水をかけるときの方です。
問題文を一読したところ、単に株を売って儲けたことがわかります。
その売買処理をするだけなのですが、問題は、勘定科目です。
「勘定科目群」を見ても、「売買目的有価証券」やら「投資有価証券」やらの文言がありません。
使えそうなのは、「C」の「有価証券」くらいなので、これを使うことにします。
売買に伴う損益を計算します。
問題文には、「A社株式 12,000 株(売却時の1株当たり帳簿価額¥500)のうち、3,000 株を1株当た り¥520 で売却」とあります。
ここから、「3,000株」を売ったことがわかります。
株の買値は、問題文より、帳簿価額が「@500」ですから、「3000*500」の「1,500,000」です。
んで、株の売値は、問題文より、「@520」で売却ですから、「3000*520」の「1,560,000」なことがわかります。
利益が出ています。その額を計算すると、「1560000-1500000」「60,000」となります。
利益が出ているので、勘定科目は、「W」の「有価証券売却益」を使います。
売却代金は、問題文に「代金は当座預金に預け入れた」とあるので、「B」の「当座預金」です。
仕訳は、「資産の増加」と「資産の減少」、「収益の認識」なので…、
借方:当座預金 1,560,000
貸方:有価証券 1,500,000
貸方:有価証券売却益 60,000
…と、相なります。
後は、それぞれの記号を、「勘定科目群」から探して、付記するだけです。
答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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