本問は『固定資産購入』の仕訳。第18回試験の第1問‐仕訳問題の5問目。基礎・基本の問題です。付随費用を含めることを忘れないでください。仕訳の切り方の要領や手順、注意事項など。憶え方、まとめページへのリンクもある。
◇問題◇
◇勘定科目群◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
普通に仕訳を切ればいいだけですが、付随費用を含めることを、忘れないでください。
ケアレスミスで、ついウッカリ、「支払運賃」とか「運送料」とかで仕訳を切っているときがあります。
ところで、「借方」は「左がわ」で、フォーク・お茶碗・スマホを持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、ナイフ・お箸を持ったり、配偶者にナンプラーをかけるときの方です。
固定資産の購入にかかる付随費用は、たとえば、引き取り運賃や送料、据付代金等は、固定資産の取得原価に含めます。
本問のケースでは、\6,500,000の機械装置の購入に、付随費用の引き取り運賃が\120,000かかっています。
んなもんで、機械装置の取得原価は、「6500000+120000」の「6,620,000」と相なります。
仕訳は、資産の増加なので…、
借方:機械装置 6,620,000
…と相なります。
機械装置\6,500,000については、翌月払いとなっています。
工事外取引の後払いなので、「未払金」で処理することになります。
ほいで、引き取り運賃\120,000は、小切手を振り出しています。問題文のとおり、「当座預金」で処理します。
貸方:未払金 6,500,000
貸方:当座預金 120,000
…と相なります。
答えは…、
…です。
一口コメントです。
当該第18回の仕訳問題には、手を焼く問題が多いです。
そのためか、第5問は、「他の問題の解答時間を稼ぐ」シンプルな問題となっています。
本試験では、本問のような、すぐに解ける問題を先に解いて、ほいで、難しい・手間を食う問題に着手しましょう。
先に何問か済んでいるだけで、心の余裕が違います。
建設業経理士2級の仕訳問題には、『解答に記号を付す』という、他の簿記試験にはない、固有の特徴があります。
このように、勘定を書く左側に「記号欄」があり、当該記号は「使用勘定科目群」にあります。
本試験という緊張している時だと、“ついウッカリ”忘れることがあります。
あまり意味がないので面倒ですが、普段から、記号を記入する訓練をしておきましょう。毎回やっていると、身体が覚えるので、本試験でポカをしません。
1問:対照勘定・・・「ふつう」。
2問:有価証券を担保・・・「ふつう」。
3問:火災保険・・・「ふつう」。
4問:社債・・・「ふつう」。
5問:固定資産購入・・・「ふつう」。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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