本問は『仕入割引』の仕訳。第13回試験の第1問‐仕訳問題の5問目。“ふつう”の仕入割引の出題です。基礎・基本問題です。仕訳の切り方の要領や手順、注意事項など。憶え方、まとめページへのリンクもある。
◇問題◇
◇勘定科目群◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本問のレベルは「ふつう」です。
ところで、「借方」は「左がわ」で、フォーク・お茶碗・スマホを持つ方です。
対して、「貸方」は「右がわ」で、ナイフ・お箸を持ったり、配偶者に塩を摺りこむときの方です。
本問のように、決済日より早く支払うと、“利息分”として、割引を受けることがあります。
当該割引は、ごぞんじのように「仕入割引」で処理します。
支払金額を、“少し負けてもらった”わけですから、収益の認識となって、「貸方」に計上します。
工事代金の未払い額は、\3,000,000です。工事関係の未払いなので、「工事未払金」で処理されます。
当該「工事未払金」を支払ったわけですから、負債の減少なので…、
借方:工事未払金 3,000,000
…と相なります。
割引額は、「0.5%」です。んなもんで、「3,000,000×0.005」の「15,000」が割引額です。
よって、「仕入割引」は「15,000」となります。
なお、「0.5%」を計算する際は、「0.005」と計算機に入力するよりも、「0」「.」「5」「%」と打つほうが早いので試してみてください。
小切手による支払い金額は、「3,000,000-15,000」で「2,985,000」となります。
割引は収益の増加で、支払は資産の減少なので…、
貸方:仕入割引 15,000
貸方:当座預金 2,985,000
…と相なります。
答えは…、
…です。
一口コメントです。
当該「仕入割引」は、収益の認識です。弟の「売上割引」と勘違いしないでください。売上割引は費用扱いです。
1問:工事進行基準・・・「ふつう」。
2問:有価証券・・・「ふつう」。
3問:工事完成基準・・・「ふつう」。
4問:付随費用・・・「ふつう」。
5問:現金不足・決算時・・・「ふつう」。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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