二級ボイラー技士の『令和2年4月』の公式過去問の問題ごとの解説。公式の過去問には解説がないので選択肢ごとに解説を付与する。暗記や憶え方、まとめページへのリンクもある。全部で「40問」ある。内訳は「構造」「取扱」「燃料・燃焼」「法令」の4科目で各10問ずつある。
公式には、『令和2年4月』の「40問」の例題が公開されています。
しかし、当該例題には、解説がないので、選択肢ごとに解説を付与しました。通勤・通学時に、消化してください。
さて、当該過去問では、新しく“越境的な問題”が登場しています。
「法令」というよりも、「ボイラーの取り扱い」の問題です。
今後、こういう問題も出そうなので、傾向把握の一環として、押えておきましょう。
当該過去問の内訳は、「構造」「取扱」「燃料・燃焼」「法令」がそれぞれ10問です。
本試験と同じ形式で、難易度も本試験とそう変わりありません。
当該過去問でコンスタントに合格点を取れるなら、穏当に、本試験も通るはずです。
本試験では、当該過去問とよく似た問題が多々出題されます。「実力の養成」や「実力チェック」、「問題演習」の一環として、ご利用ください。
なお、本試験形式で、問題だけを先に解きたい人は、「問題一覧」を活用ください。
んで、解答は、「解答一覧」を利用ください。
「合格点」は、「全科目で6割正解」です。
「足切り点」は、「各科目ごとに4割」です。
1科目でも4割を切ると、つまり、7問も間違ってしまうと、不合格となります。
各科目ごとに、最低でも「4問正解」が必要なので、当該足切り点だけは、注意してください。
公式の過去問は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:温度及び圧力・・・「ふつう」
2問:伝熱・・・「ふつう」
3問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
4問:超臨界圧力ボイラー・・・「ふつう」
5問:計測器・・・「ふつう」
6問:送気系統装置・・・「やや難」
7問:伝熱管・・・「難」
8問:給水系統装置・・・「ふつう」
9問:オンオフ式温度調節器・・・「やや難」
10問:附属品・・・「ふつう」
11問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「ふつう」。
12問:水面測定装置の取扱・・・「ふつう」
13問:清缶剤・・・「やや難」
14問:蒸気圧力上昇時の取扱・・・「ふつう」
15問:ボイラー水の異常低下・・・「ふつう」。
16問:逆火・・・「ふつう」
17問:直接開閉形電磁弁・・・「難」。
18問:内面腐食・・・「ふつう」
19問:水位検出器の点検及び整備・・・「ふつう」
20問:キャリオーバ・・・「ふつう」
21問:重油の性質・・・「ふつう」
22問:重油に含まれる成分・・・「ふつう」。
23問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」
24問:重油の加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料の燃焼方式・・・「ふつう」
26問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
27問:大気汚染物質・・・「ふつう」
28問:石炭・・・「やや難」
29問:NOxの抑制方法・・・「ふつう」
30問:1次空気・2次空気・・・「ふつう」
31問:附属品の管理・・・「やや難」
32問:ボイラーの伝熱面積・・・「ふつう」
33問:検査及び検査証・・・「ふつう」
34問:ボイラー取扱作業主任者・・・「ふつう」
35問:ボイラー変更届・・・「ふつう」
36問:鋳鉄製温水ボイラー・・・「ふつう」
37問:鋳鉄製温水ボイラーの付属品・・・「難」
38問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」
39問:ボイラー技士・・・「やや難」
40問:ボイラー内部に入るとき・・・「やや難」
二級ボイラー技士試験は、満点が取れなくても、合格できます。
本試験には、難問の類が出ますが、こういう問題は、解けなくていいです。
参考までに、当該年度の難問をリスト化しています。
6問:送気系統装置・・・「やや難」
7問:伝熱管・・・「難」
9問:オンオフ式温度調節器・・・「やや難」
13問:清缶剤・・・「やや難」
17問:直接開閉形電磁弁・・・「難」。
28問:石炭・・・「やや難」
31問:附属品の管理・・・「やや難」
37問:鋳鉄製温水ボイラーの付属品・・・「難」
39問:ボイラー技士・・・「やや難」
40問:ボイラー内部に入るとき・・・「やや難」
実際に試験を受けたときに、こういう問題が出たら、(ああ、これは難問だ)くらいに捉えて、他の問題に活路を見出してください。
大体、1科目に1~2問が『難問枠』です。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
サブ機として、試験後も活躍するはずです。
amazon参考‐Fire HD
二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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