本問は、ボイラーの「直接開閉形電磁弁」の問題です。あまり出ない論点なうえ、ごく限定された物の出題なので、「捨て問」でよいかと思います。まあ、復習だけはしておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、「燃料油用遮断弁のうち、直接開閉形電磁弁の遮断機構の故障の原因」を問う問題です。
「直接開閉形電磁弁の燃料遮断弁」ですが、あまり出題実績がないうえ、テキストにも載っていないので、「捨て問」にします。
まあ、機械的なことに精通している人なら、「4」の「バイメタル」がオカシイとわかるかと思います。
本問の対象は、「電磁弁」で、「電気信号」で作動するものです。
しかし、「4」のバイメタル(Bi-metallic strip )とは、熱膨張率が異なる2枚の金属板を貼り合わせたもので、「温度」で作動します。
こうしたことから、「4」を選べることができますが、本試験で、上記のような、冷静な推論は、厳しいと思います。
ま、ボイラー試験は、100点取る必要はないので、“こういう問題も出る”と、傾向把握の一環としてください。
設問は、「適切でないものはどれか?」です。
答え:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:温度及び圧力・・・「ふつう」
2問:伝熱・・・「ふつう」
3問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
4問:超臨界圧力ボイラー・・・「ふつう」
5問:計測器・・・「ふつう」
6問:送気系統装置・・・「やや難」
7問:伝熱管・・・「難」
8問:給水系統装置・・・「ふつう」
9問:オンオフ式温度調節器・・・「やや難」
10問:附属品・・・「ふつう」
11問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「ふつう」。
12問:水面測定装置の取扱・・・「ふつう」
13問:清缶剤・・・「やや難」
14問:蒸気圧力上昇時の取扱・・・「ふつう」
15問:ボイラー水の異常低下・・・「ふつう」。
16問:逆火・・・「ふつう」
17問:直接開閉形電磁弁・・・「難」。
18問:内面腐食・・・「ふつう」
19問:水位検出器の点検及び整備・・・「ふつう」
20問:キャリオーバ・・・「ふつう」
21問:重油の性質・・・「ふつう」
22問:重油に含まれる成分・・・「ふつう」。
23問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」
24問:重油の加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料の燃焼方式・・・「ふつう」
26問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
27問:大気汚染物質・・・「ふつう」
28問:石炭・・・「やや難」
29問:NOxの抑制方法・・・「ふつう」
30問:1次空気・2次空気・・・「ふつう」
31問:附属品の管理・・・「やや難」
32問:ボイラーの伝熱面積・・・「ふつう」
33問:検査及び検査証・・・「ふつう」
34問:ボイラー取扱作業主任者・・・「ふつう」
35問:ボイラー変更届・・・「ふつう」
36問:鋳鉄製温水ボイラー・・・「ふつう」
37問:鋳鉄製温水ボイラーの付属品・・・「難」
38問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」
39問:ボイラー技士・・・「やや難」
40問:ボイラー内部に入るとき・・・「やや難」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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