独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

コンロやIHの油汚れに重曹を

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

油の汚れで特に汚れるコンロやIHの掃除には重曹を使う。手に付いても、皮膚についても、口にしても重曹は安全なので、遠慮なく気兼ねなく使うことができる。

油の汚れに、めっぽう強いのが、重曹であります。

どれほど重曹が油汚れに効くのかは、「換気扇の油汚れに重曹を」をお読みくださればと存じます。

弱アルカリの重曹は、酸性の油を中和して、つまり、ねっとりと引っ付いた状態を断ち切って、すっぱりと油汚れを除くのであります。

しかし、わたくしが思いますに、油汚れは、重曹でなくても洗剤で落ちるものです。

別段、重曹じゃなくてもいいじゃん、とお考えの方もおられるでしょう。

しかし、断じて、決してそうではありません。

重曹には、市販の洗剤にはない、圧倒的な利点があるのです。

それは、「安全」です。

端的に言えば、口にするところでも、重曹は遠慮仮借なく使ってもよい、たとえ、重曹が体内に取り込まれてもゼンゼン平気という寸法です。

市販の洗剤は、安全とはいえ、やはり、口にするところの掃除には気を使うものでございます。

残っていたらどうしようというわけで、使うのに気を揉み、使ったら洗剤を拭うのに2手間3手間を費やすものであります。

しかし、重曹であれば、こういう「危険性」への気遣いはありません。

なんせ、重曹は別名「膨らし粉」、ベーキングパウダーの材料になるものでして、「食べられるもの」であります。

わたくしなどは、重曹で歯磨きをしていますし、インスタントコーヒーには少し重曹を入れ、酸味を抑えたマイルド風味で喫しているくらいでございます。

夏には、自作スポーツドリンクの1材料として、重曹を入れているくらいです。

その他、重曹は、お風呂の入浴剤にもなります。市販の入浴剤はもとより、普通の温泉にも、重曹の成分は含まれています。

このように、重曹は、「触れても害がない」どころか、「飲んでも、食べても大丈夫」なわけで、口をするようなところにも、バンバン使って然るべきものなのであります。

口にするところで、油汚れがひどいところとは、タイトルで挙げたように、ガスコンロやIHといった調理器具でありましょう。

こういうところに洗剤を使うのは、気が引けますが、重曹なら全く何の危惧もなく掃除ができます。

掃除もカンタンで、重曹を水で溶かして霧吹きでシュッシュとした後、ボロ布で拭くだけです。

3分もあれば、いや、1分でしょう。ほんとお湯の沸く待ち時間で、ガスコンロやIH周辺の油汚れを退治することができます。

また、重曹を吹き付けると、油汚れのみならず、拭きこぼしや細かい食べ物ごみ、飛び跳ねた調味料の汚れも、すっきりと取り除くことができます。

これまで、大掃除のたびに、ガスコンロやIHの周辺の汚れで憂鬱になっていた方々、これからは、重曹を溶かした霧吹きを手に、日ごろから油汚れを退治してみてください。

あまりの掃除のカンタンさと重曹の威力に、きっと今度の大掃除の手間は数倍、軽くなっていることでしょう。

しかも、安全。手に付いても皮膚に付いても口にしてもいいので、気軽に使ってみてください。

ぶっちゃけ、台所用洗剤の大半は、重曹があると要らないように思います。

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