布団の中で勉強するのは、よいやり方のひとつ。でも、具体的に勉強すべきことを決めておかないと、睡魔に流されるのみ。勉強しようと思っていることは、具体的に決めておく。
| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス |
布団の中で憶えよう、とか、布団の中でやろうと考えるのは、実によいアイデアです。
机の前で座り続けていると、痔になってしまいますので、できることなら勉強時間のうち、「座る」時間を分散するのはよろしいように思います。
わたしはよく歩きながら考え事をしますが、それはひとえに「痔」になりたくないからです。
また、いつもと違う体勢で勉強すると、飽きの防止にもなるので、この点でも、日々の刺激として、実によい方策であります。勉強も一種の身体行為であります。
しかし、注意事項がございます。
布団の中で勉強をするのなら、何をするかを具体的に決めておかねばならないのでございます。
というのも、漠然と勉強するぞーと思っていても、「具体的な何か」へのイメージが固まっていないと、即断に、睡魔が襲ってくるからであります。
何をするか具体的に決めておくと、有体に言うなら、「○章の太文字だけ追っていく」とか、「この表・リストをとりあえず頭に叩き込む」とか、「○○の公式を憶える」とかを決めておくのであります。
こうしておくと、たとえ、睡魔が襲ってきても、「取りあえず済ませよう」という意識があるので、何とか滑り込みセーフで、「やってしまえる」、言うなれば、「消化をする」ことができるのです。
なーんも決めていないまま、布団の中で勉強しようとして、よく失敗する人は、必ず何をするのか、きっちりと決め手から、布団の中に潜り込むか、ベッドに移動しましょう。
人は、具体的であるだけで、変に力が出るものであります。
具体的にしておくだけで、やりっぱぐれがかなり減ります。
「布団の中で」が好きな人は、ゼヒとも当該「具体的」というやり方を、お試しくださればと存じます。
この具体的は、本を読むときでも有効です。
たとえば、料理のレシピや古典など、普段はあまり読まない本を読もうとするなら、漫然と読むよりも、今日は○○まで読むとか、1日3節ずつ読むとか、15分だけ読むとか決めておくのです。
そうすっと、コンスタントに本を読んでいけるのです。
布団かベッドしか本を読む時間がない人は、「具体的」に読んでいってください。
配偶者よけにもなるかと思います。
2012年10月16日 9:24 AM
★みんなとシェアする