独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ふさぎ虫という虫がいる

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

言葉というのは、使いようでございます。

まずくても、下手でも、「上手だよ」といえば、いつの間にか、上手になるものでございます。

わたくしは、ストレスという言葉をあまり使いません。余計に、溜まる感じがするからです。

憂鬱とかの言葉も使いません。余計に深まりそうだからです。使うのならば、「アンニュイ」です。少し、エレガントです。

こんな風に、いちいち言葉を選ぶことで、感じというのは変わるものでございます。

そこで、先の、ストレスや鬱々という言葉を使うくらいなら、「ふさぎ虫」という言葉に言い換えるべきかと思います。

だるーくなったり、気分が落ち込んできたら、「ふさぎ虫が活動中だな」なんて風に、思うのでございます。

そうすっと、何か、ゲンゴロウのようなものが、身体の中で騒いでいる感じがして、微笑ましい気になるのでございます。

(虫については、リアルに想像しないように!おとぎ話に出てくるようなかわいい虫で。)

サボりたくなったときに、ダメだ!と禁止口調で己に問いかけるよりも、さぼり虫が騒ぐなあ、なんて風にいえば、少しく気持ちも軽くなってきます。

精神衛生、ストレス、抗欝、癒しなど、ドきつい言葉を使うよりも、「虫」に置き換えて見るのが良いかと思います。医学用語を使えば、治るわけでなし。

虫封じなんて言葉は、深いなあと思います。

酒が飲みたくなったら、酒の虫が騒いどる、お菓子が食べたくなれば、お菓子虫が飛び跳ねているなんて、思うと、たのしくもなります。

自分について、1から100までコントロールはできないのですから、「虫」めいたものを無視しないことは、生きる上での知恵であるように思います。

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