独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

3日・7日の期間見て

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強といいますのは、一筋縄で行くものではありません。
うまく行かないのがお勉強、ということができましょう。
何と言っても、自分の見知らぬものを我が物にしていくわけですから、困って当然といえるわけでございます。
逆に言うなら、困らないお勉強など、お勉強ではないように思われるのでございます。
さて、困ったことの多いお勉強ではありますが、有効な手段の1つに、先送りというものがございます。
その言のとおりに、解決を今ではなくて、先々の将来に回すことでございます。
何かと、先送りというのは否定的な捉え方をされておりますが、お勉強におきましては、ま、現実的な方策として評価されるものでございます。
お勉強では、特に、独学におきましては、自分のわからないところの方が多いわけですから、いちいち、膨大にあるわからないところに対して、かかりっきりにはなれないのでございます。
ですから、わからないところは、先送りをして、現状の自分でしっかりできることに手を向ける、という次第でございます。
さて、でございます。
先送りしたはいいが、ずうっと先送りばかりを続けるわけには参りません。
本試験という、最終締め切り日がある以上、わたくしたちは、その日までに先送り事項を解消しておかねばならない、と相なるわけでございます。
では、どうすれば解決するか、と話は進むのですが、正直なところ、これこれといった明確なやり方はないように思う次第でございます。
あるとすれば、やるとすれば、毎日、とにかく、機会を設けて接していく、ということにしか、解決の道はないように思います。
3日なら3日、とりあえず時間を作って、その困った事項・わからない事項・難解事項に、身をもって接していくのでございます。
それでもだめなら、7日という期間、毎日、何が起きるわけでもなく、何かができるわけでもないのですが、読んでみるなり解いてみるなり、書き出してみるなり、まとめてみるなり、図や表で表してみるなりする、といった次第でございます。
人間、不思議なもので、そうこうしていくうちに、以前では思いもしなかったことが、ふと、頭に湧いてくるのでございます。
もちろん、100%ではありませんが、接触回数が多いほど、そうした「ふと」が思いつくように思われます。
困ったことが起きたときは、急に解決しようとするよりも、3日なり、7日なりというある程度まとまった期間を設けて、何度も接触するようご助言するものでございます。
毎日毎日えんえんと、うんうんと唸り続けるのに比べたら、日々の負担も少ないように存じます。
そして、時間が多めにあるために、接していく際にも、心に余裕もできるように考える次第でございます。

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