独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

感じで考える

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

直感といいますのは、意外に当るものでございます。
逆に言えば、頭で考えたことというのは、意外に間違うものでございます。
頭の中だけで、あーしてこーして、ほいでちょちょっとしたらいいんでしょ、と考えたことは、いざやってみると穴ばかりで何にも役に立たないことがございます。
逆に、直感的にピンときたことというのは、途中で紆余曲折はあれど、うまくいくことが多いかと存じます。
一番多いケースは、言葉にならない(ああ、こいつはダメだな)という感じ方でございます。
どんな理屈、どんなデータをこさえられようとも、(こらダメだ)と常識で感じてしまうと、どれほどがんばってもあまり成果はついてこないものでございます。
お勉強といいますと、頭ばかりで考えがちですが、感性・感覚・実感・手触り・肌触りで考えてしまったことも、重要な要素として、考える際の指標にしてほしく存じます。
失敗したことの多くを思い返してみれば、最初からダメなこと、ダメになることを、何となくわかっていたことが多いのではないでしょうか。
何にも確証も、物証もないのに、おかしいな、何かあるなと思うときは多々ございます。
自分の感じを、無理やり理屈で押さえ込んでしまったために、失敗はより深く広範囲に及ぶことが多々ございます。
もちろんのこと、爬虫類並みの感覚や感じのみで物事を判断するのは危険ではございます。
しかし、思考のみで判断するのも、劣らず脆いことを頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
お勉強をしていくと、これでいいのか?と不安に思うことがありましょう。
この問題に対しては、明白な基準を作ることはむずかしゅうございます。
いまはダメだけど良くなるときもあれば、そのままダメで終わるケースもあります。
また、ある人によかったやり方が、当の本人には適さないことも、これまた多々ございます。
実に、不確かなのでございます。
おそらく、最も間違いのない判断は、本人がどう感じているか、先々に何か光というか光明というか、そういうものが見えているかどうか、でございます。
話し言葉風に述べるなら、何か全然あかんなあと感じているときは、恐らくダメでありましょう。
何にも感じないというか、石相手に話しかけているような虚無感のあるときには、変えていくべきでございます。
まあ何とかなるんでないかい、めんどうだけど、という風に感じているなら、そのまま続けても大丈夫か、このまま様子見と相なるかと存じます。
これならできそう、といったいい感じならば、やり方や方法を変えずともいいわけでございます。
昔懐かしい言葉ですが、フィーリングというものは、確かにございます。
自分の感じ方も、事の成否につながっていることを意識してくださればと存じます。


感じを

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